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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いを欲張っても良いでしょうか
想いには。
幾つも種類が在って。
只一つの形に、
定義出来る物では無い。
想う状況や、
想う対象に左右されながら、
其の姿を、
緩やかに変化させるけれど。
自身の眼前で、
相手の発する様々な想いが。
どの様な形の想いでも。
真っ直ぐ、
自身へ向かう想いでなければ許せぬのも、
自然な事。
嫉妬は、
二人の関係を彩る想いで、
良いとは想うから。
飼い猫に、
手遊びを仕掛け。
其の指を噛まれながら、
遊ぶ俺に。
姫はきっと、
自身に備わる知的な武器より、
敵の生命線である動物的本能で対抗しようと、
画策したんだ。
「がぶっ。」
「痛てっ。」
「何妬いてんの・・・」
猫に張り合って、
俺の指に噛み付く姫相手に。
猫に注ぐ想いと、
姫に注ぐ想いの違いを説いても。
無駄なんだろうなと諦めた。
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References
Feb.19 2004, 「至福の時間を奪うのですか」
04月01日(木)
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