ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■信に値しないのは何れでしょうか
明日は。
明朝は。

二人が、
傍に寄り添う二人で居られるのか、
誰も知らないから。


何れ程、
絆を縒り逢わせた想いで在っても。

其れが、
永遠に続く保証は無いから。



一日、
一時、
一刻。

必死に想いを寄せ逢う。



其れ故に。

二人の時の進みが、
速く、
速く、
加速して行くのなら。



其の時の速さに、
何の疑問も湧かない筈だ。











 「信じられないよね。」
 「もうすぐ二年だよ?」



殊更に強調する、
姫の言葉には。

二つの意が在る。




其処に込められた、
時の速さと。

一方に込められた、
意外性。






確かに。

信じられぬ速さで、
時が進んで居るけれど。



本当に。

二人が今も寄り添って在る事を、
信じられない?













 「遊びでしか付き合えない。」




 「やっぱ・・今は好きでいさせて!」






姫の、
二つの言葉に。

今も必死で、
抵抗を続けて居るから。





俺には、
二年なんて何の不思議も無いよ。
03月31日(水)
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