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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■秤は未だ揺れて居るのですか
自身の意地を押し通す事と、
相手の意地を受け入れる事とを、
天秤に掛けたなら。

想いが、
後者を選択しただけの事。



自分の意固地と、
想いに封さえしてしまえば。

其処には、
何の問題も無いのだから。







譲れぬ物が、
確固たる壁が。

例え其処に、
存在したとしても。



自分の都合などかなぐり捨てて。

四の五の言わずに、
一点突破せねばならぬ物も在る。




困難など、
自分の内側に自らの想いが築き上げる、
只のまやかしなのだから。















 「俺はね。」
 「姫の旦那に飼われてるんだよ。」

 「良く我慢出来・・・」
 「出来るんですか。」



酔いに自虐の想いを委ねて、
後輩に語らう。



 「立場変わりゃ出来るよ。」

 「俺には無理っすね・・・。」

 「お前もそう言う時があったじゃない?」

 「ああ・・・。」
 「そうかも知れません。」









確かに未だ、
疑問だよ。

自尊や自負や自身の人格迄をも、
意固地と決め付けるべきか。











其れでも、
離したくは無いみたいなんだ。





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References
 Jul.27 2003, 「対等の土俵に登れますか」
 Oct.19 2003, 「過去って何者なのですか」
03月07日(日)
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