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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■夢でも会話が出来たのでしょうか
自身の発する熱を預け、
相手の発する熱を感じ取る。

互いの温もりを交換し、
其の心地好さに、
酔い痴れる行為は。


興奮と、
快楽と、
安堵と、
恍惚と。

殆ど同時に、
何種もの想いを得る事の可能な、
極上の会話なのに。






其の半ばで、
事を途切れさせた時には。

如何して此処まで、
不満や不安を、
呼び覚ましてしまうのだろうか。










時として。


 「寝ちゃったの?」
 「もう・・・」


其の最中に、
一方が眠りに陥る事が在る。




寄り添い、
其の暖かみを感じる行為は。

同時に強烈な安心感をも、
提供してくれるけれど。




残された側の想いは。

何故か其の逆方向へと、
大きく振れるのだ。














良いのか。



興奮と、
快楽と、
安堵と、
恍惚と。

何種もの想いが背中合わせの、
極上の会話だから。










 「やだ、起きてよ!」
 「ん?」

 「もう、入ったまま。」
 「ははは、本当だ。」




其の半ばで、
事が途切れても。


会話の後の充実感を、
得る事も在るんだ。





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References
 Oct.11 2003, 「想いが在るから抱けないのでしょうか」
02月23日(月)
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