ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■用事は其れだけでしょうか
交錯する想いを削ぎ落とせば。

辿り着く先は、
応援に対する状況報告。


けれども。

交錯する想いに創られた、
此の場の空気は。

客観的な視点を欲して居る訳では、
無いのかも知れない。








 「長崎の夜景送ってね!」


国内で三指に入ると言われる、
其の光の絵を。

撮って寄越せと言う言葉が、
本題か。



 「私は今から元カレと再会。」
 「ちょっとワクワク。」


自身の状況と高揚感と危機感と、
少々の願望を。

伝え知らしめる意図が、
本筋か。








糸の切れた凧の様に、
漂い、
流されて行く、
君の糸の切れ端を。

掴んで、
引いて、
大空にはためかせる。


俺は、
其の役を担えぬ立場だから。



飛ばされて行く君が、
何処に墜ちるか。

俺はこうして、
只眺める事しか出来ない立場だから。







けれども。


墜ちて、
雨に濡れて、
重たくなった其の身体を。

拾い上げる事も、
俺には出来ないんだと。

君が悟る時は。



既に自身で、
大空を活き活きと舞う凧として、
振る舞える時。









ならば。



俺が介在出来る唯一の道は、
墜落の道しか、
存在し得ないじゃないか。





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References
 Nov.24 2003, 「耐えて進める迄に回復出来ましたか」
12月07日(日)
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