ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165418hit]
■鏡に映る想いは何処に行くのだろうか
言葉の裏に隠された人柄。
言葉の裏に潜む性格。
其の存在に気付くか否かは。
其の解釈を如何にするのかは。
受け手の精神状態に、
依存した物には違いないけれど。
何らかの想いと言う鏡が、
受け手に存在する事が。
必要条件なのだろうか。
只の事実の報告でも。
想いの鏡に大きく左右され、
通した光は屈折されて、
自分の奥底迄到達するんだ。
貴女から届く、
只の報告。
「牛タンて美味しいね。」
「私、食わず嫌いでした。」
友人と焼肉を食べた、
其の報告。
俺に存在する鏡は。
あの時感じた想いを、
何故此の言葉から呼び出して来たのか。
未だ貴女に伝えられない、
一つの事実。
もしかしたら其れを、
貴女が喰らえないかも知れないと言う、
恐怖心は。
相当厚い鏡として、
未だ俺に巣食ってい居る。
----------
References
Aug.01 2003, 「信頼を失う時でしょうか」
Aug.07 2003, 「与えてはならぬ期待でしたか」
12月03日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る