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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■見つめ直して居ますか
顔が見えない距離だから。
表情を通した其の奥底を、
会話や文字では追えないけれど。
情報量さえ多ければ。
其れを束ねて、
想像と理解を深めて行けるから。
今日の貴女を、
今の貴女を。
出来るだけ多く含んだ情報を、
欲するのだろうか。
今日の違いを探す旅は、
相手に自身を見つめ直して伝え直す、
そんな作業だからこそ。
貴重な行為で在ると同時に、
相手の今を感じ取れる切っ掛けとして、
存在し得る。
「最近はね、仕事が『楽しい』って思えるようになったよ。」
「自分が『楽しい』って思ってるからなのか。」
「事務所のオジサマに『おや?明るくなったね〜』って言われた。」
貴女の文が、
今日も届いた。
そんな話が聞きたかったんだ。
例え其処に、
巨大な悔しさや嫉妬を内包して居ようと。
其の場に居られぬ自分を呪い、
其の場で感じ取れる他の雄を呪おうと。
普段触れ合う人から発せられた言葉は、
俺にとって貴重なんだ。
顔が見える人の言葉だから。
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References
Nov.12 2003, 「相手の傍に身を置けますか」
11月15日(土)
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