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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■其の形は俺でしたか
自身の傍に、
常には存在し得ない相手を。
自身の傍に、
常に在る象徴に連結させる。
二人で過ごした日々を、
傍らの物体へ刷り込んで行く。
エピソード記憶。
想いを募らせれば、
想いを強くすれば、
より一層、
記憶の連関は強化されて行くのだろうけれど。
貴女から届いた、
久々の長文。
「買い物をする」
「→財布を出す」
「→財布に入ってたラブホのカードを見る」
「→小坊主を想い出す♪」
貴女の記憶の連関は、
何処迄連なる大河と化して居るのだろう。
「帰り道チャリこぎながら(//∇//)テレテレってしてたら・・・」
「ソーセージが買い物袋から落ちて」
「アチコチに散らばってしまった!」
「小坊主、打撲してない?」
貴女の周囲には、
一体何人の俺が住んで居るのだろうか。
大丈夫。
少し忙しいけれど。
俺も、
俺のも、
健在だから。
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References
Jul.31 2003, 「触れずに残る痕跡も在るのですか」
11月14日(金)
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