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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■言葉が泳いで漂っていますか
想いを的確に表現出来得る言葉が見付からず、
もどかしさを覚えながら。
陳腐な言葉を例に出し。
届いた言葉が、
別の意志で動かされている事を感知し、
自身の表現力の無さを呪う。
依存と言う言葉が支配する領域は、
広過ぎて。
俺の腕では扱い切れない。
「何か突き放されているみたい。」
「突き放すのはいけない事なの?」
涙声の中から貴女が搾り出した言葉を、
返す刃で斬っておきながら。
疑問に対する補足の言葉を、
援軍として投入するには。
俺の国力が貧弱過ぎる。
劇烈な言葉尻が、
嫌な余韻だけを残してしまった。
「少し位寄り掛かっても良いと思うけれど。」
「ぶら下がるのは違うんじゃないか?」
貴女は俺に、
彼氏以上の物を求めて居ると。
駄々っ子の様に、
本能が厭悪感を伝えて来るけれど。
其れだけじゃ、
進んで行かない。
この言葉じゃ、
何の解決策にも成り得ないんだ。
11月03日(月)
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