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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■共に作り替えては行けませんか
俺に対しての失礼は良い。
貴女を不安にして、
貴女を嫉妬させて、
貴女を惑わして。
「大きい子より小さい子を選ぶのかな?」
この言葉が産まれた土壌は、
決して貴女だけが耕した物では無く、
俺も共に耕した土地なのだ。
自身が招いた結果である言葉は、
受け止めて省みて修正して進む為の、
試練であり糧なのだ。
けれども。
惑っている筈の子に対しての失礼は、
決して許せなかった。
貴女にも、
同じ想いをした貴女にも。
応援して欲しかったんだ。
同じ想いをした貴女だからこそ。
俺に見えぬ胸の内を駆使して、
応援して欲しかったんだ。
「小坊主と君の間にある特別な何か」
貴女がそう表現し、
羨み妬み畏れる繋がり。
遙か昔に、
貴女が俺の中に未だ存在しなかった時に、
産まれた物。
俺はただ、
貴女を側に引き寄せて。
俺と一緒に、
貴女にこの繋がりに触れて欲しいと、
そう願ったんだ。
今はただ、
貴女を隣に引き寄せて。
俺と貴女で、
この繋がりを作り替えて行きたいと、
そう願っただけなんだ。
やっぱり。
自分勝手な想いなのだろうか。
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References
May.11 2003, 「貴女の過去は幻ですか」
05月16日(金)
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