ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■早く分かち合いたくは無いのですか
普段と異なる雰囲気を、
目の前の人が醸し出していたとすれば。


髪型か、
それとも色か。
香水か、
それとも身に纏った装飾品か。

相手に気付かれぬ様にしながら、
全神経を相手に向ける。







普段と異なる振る舞いを、
目の前の相手にされたとしたら、
きっとその時も。


自身の行為が生んだ結果か、
それとも何か、
相手の身に変化が訪れたのか。

相手に向いた全神経は、
解答を探し当てるまで離れないだろう。














 「あのね・・・」
 「もったいないからメールじゃなく話せる時にする。」




我慢の下手な貴女が、
初めて使った技。




考える時間が欲しい訳でも無く、
感情を鎮める時間を必要な訳でも無い。

言葉から察するに、
貴女にとって嬉しい出来事に違いない。


逢瀬に関する事か。
それともまた別の出来事だろうか。

何だろうか。














勿体無くても良い。
早く教えてよ。

勿体無いかどうか、
俺にも判断させてよ。


貴女に向いた全神経が、
解答を見つけられずに彷徨ってるんだよ。
05月13日(火)
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