ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■俺の生きる道を受容出来ますか
余命という言葉が、
どれだけの重みを持つ物なのか。


画面の中の物語が、
幾ら綺麗で魅惑的な世界に創られたとしても、
現実は全く違う世界である事を、
俺は親父で知っている。




余命という言葉が、
どれだけの重みを持つ物なのか。


現実世界の経験が、
幾ら自分の胸に刻み込まれていたとしても、
愛する人を失った母親の胸の内など、
俺には計り知れない。











一年の命。






もし俺が、
限られた蝋燭の炎を燃やせと言われたら、
その炎をどう使おうか。








願わくばその炎が、
愛しい人に捧げる為だけに存在して欲しい。

俺が残せる最大の物は、
想い出だから。



今は亡き親父と、
残された母親の間に在る、
不思議な力の様に。

俺の相手が強く生きる為の糧を、
残された炎に託して生きたい。















違うだろう。

きっと、
違う。




届けた文に書いた言葉は、
飾られた言葉。

送った文に記した言葉は、
俺の心の表面を、
偽善たっぷりに塗り固めた言葉だ。











俺との想い出で
貴女を束縛してしまえる位。

俺との想い出で
貴女が他の雄へ振り向けなくなる位。




残された炎が、
貴女を俺漬けにして離さない為の、
大きな力になる様に。


今は亡き親父が、
残された母親の間に埋め込んだ、
不思議な力の様に。





     >> I was impressed by your diary of 19th Feb. 2003.
     >> And I like your tastes than anything else!
     >> Thank you very much for your collaboration, あげは.
02月20日(木)
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