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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いを足せば突き抜けられるか
逢えずに終わる、
其れが普通の事だったから。
逢えない時の存在が、
自然の関係を続けたから。
貴女の顔が、
俺の眼に焼き付いてしまった。
次が無くても、
其れが普通の事だったから。
次は無いとの覚悟が、
当然の関係を続けたから。
貴女の顔を、
必死に焼き付けてしまった。
願いが叶わぬ事を恨んでも、
何も解決しない。
電話だけでも。
メールだけでも。
僅かな希望が叶うだけで、
十分に幸せだ。
馬鹿みたいに言い聞かせた故か、
時々感じる。
大きな幸せを願えぬ自分。
「電話じゃ。」
「メールだけじゃ。」
「直ぐに顔が思い浮かばない。」
人が当たり前に思う感情を、
贅沢な想いとしか受け取れない自分が、
少しだけ、
不幸せに想った。
「私で良いの?」
貴女の問いに肯定した時、
捨て去ったはずの想い。
貴女の問いに肯定した時、
捨て去るべきだったはずの想い。
こんな想いを俺が抱く事で、
貴女は不幸せだと想うのだろうか。
こんな想いを俺が抱いても、
貴女は幸せだと言ってくれるだろうか。
02月01日(土)
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