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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■宿題を出して良いですか
貴女が俺の街に来るまで、
期限はあと一ヶ月。
俺は貴女に、
たった一つ宿題を課した。
貴女の困惑する様子を、
半分笑いながら楽しんでいる俺。
「下手だって良く知ってるじゃない・・・」
「無理だって良く知ってるじゃない・・・」
貴女にとって苦手分野である事は、
良くわかっているけれど。
貴女にとってかなりの難問である事は、
良くわかっているけれど。
決して意地悪をしたくて、
こんな宿題を出した訳ではないんだよ。
もっともっと俺の街を知って欲しいから。
そして貴女の感性で、
俺の知らない街を見つけて欲しいから。
「行きたい所を調べておいてね」
貴女への宿題。
11月05日(火)
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