ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6280460hit]

■シンガポール「icon」誌の記事・上●CNNに出演
「如果・愛」のプロモーションでシンガポールを訪れた武に
グループインタビューをした月刊誌「icon」の記事を、
長いので2回に分けてご紹介します。
「帥と不帥の人生:金城武」(タイトルの意味が今ひとつわからず)と
題されています。
まず、読んでみてください。

**********

金城武は荒れ狂う風のように国境を越え、シンガポールにやってきた。
心を開いて気持ちを分かち合うことなく、
ごく一部のマスコミとはちょっとした行き違いまで引き起こして、
トンボが水面をかすめて飛ぶような交わりではあったが、
しかしそれでも一場の美しい出会いだった。

先月の初め、映画「如果・愛」の監督ピーター・チャンと主演俳優達が、
宣伝のため、シンガポールを訪れた。
世間の注目はすべて金城武に注がれたが、
私は実はチ・ジニの方を取材したかった。
人気スターの方は、非協力的で人を遠ざけ近寄らせないという悪行≠
耳にタコができるほど聞いてきたから、
いやな目に会う危険を冒す必要などないではないか。

結果は、韓国の好人物チ・ジニは急に来ないことになり、
私は日本のサムライとよもやま話をせざるを得ない定めとなった――
幸い、討ち死にはしなかったが。
いい男はゆったりと話してくれただけでなく、
笑い声と、ノックアウトされそうな視線とをプレゼントしてくれたのだ。
私の前に合同で取材した2人の新聞記者は、
彼の機嫌の悪い顔、コミュニケーション不通、
問題ある態度を思い知らされたというから、
やっぱり私が格別運が良かったのだろうか?

取材の難しい芸能人といえば、金城武は確実にトップ3に入る。
それでもマスコミは、引きも切らずに争って取材しようとする。
職務上の責任からということの他、我々の側に卑屈さがあると認めざるを得ない。
だから、くだんの記者が新聞で、「来たくないのなら、次から来るな」と
手厳しく書いたのを読んだときには、
内心、彼女の胸のすく率直さに喝采を禁じえなかったのである。

だが、私と他に2人の記者とのわずか15分の合同インタビューの間、
武との距離は1メートルに満たず、表面的には非常に楽しかった。
が、内心を見れば、それは彼がかたくカギをかけた、
自分のために保持したプライベートな空間であったのだ。

美と醜との奇妙な話

私たちは、普段「あでやかな光が周囲を照らす」という言葉で
華やかな超美人を形容するが、金城武はこの言葉が最も似合う男である。
鷹や隼のように人を射すくめる鋭い目、きっと結ばれた薄い唇は毅然として、
一種、少年と大人の男の中間の美しさであり、
不合理なまでの、あたかも傍若無人なまでのカッコよさだ。

蔡康永は『あの青年達が教えてくれたこと』という本を書いたが、
その中の「97の青年」で、監督になりたくて、蔡康永に脚本の構想のアドバイスを
受けるため訪ねてきた大スターが、まさしく金城武だと言われている。
蔡康永は、この男性の美しさを形容して、
肝をつぶすほど、合理的範囲を超えた美しさと表現し、
またこの地球の生き物ではないような美しさのスターが、
自分の美には全く無関心であると述べている。

大スターはいくつか面白くないストーリーを考えたが、
あるとき、車を運転している最中に1つ新しいストーリーを話し始めた。
それは、3人の、学校中で公認の美貌の学生が、
全校で一番醜い男子学生を誘って、ドライブに出かけたというものだ。
ところが事故に遭って、醜い学生だけが生き残ってしまった。
学生は泣きながら言った。
「どうして生き残ったのがぼくなんだ」
大スターはここまで話すと、突然嗚咽し、ナビゲーターに突っ伏して泣いた。
蔡氏は、絶世の美貌の人間の口からこのような物語を聞くとは、
思いも寄らなかったと書いている。

地方伝説を読むような感じがして、本当のこととは思えない。
物語中の美醜についての奇妙な比喩と美男子の意外な反応は、
私の好奇心を刺激した。
金城武は外見というものに、どんな考えを持っているのだろうか?

[5]続きを読む

01月30日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る