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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「十面埋伏」の動向●映画エッセイ@(「左右」)●「十面埋伏」公開は来年夏
チャン・イーモウ、北京撮影所の大半を借り切る
「十面埋伏」は予算超過も辞さず 2:45
しばらくニュースも鎮静するかと、
年末に向けてはこちらも何かとせわしいので、ちょうどいいと思っていたのですが、
何かしら、ちょこちょこと連続しております。
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昨日、「十面埋伏」の撮影班100人あまりは、
数十トンの荷物を抱えてウクライナからチャーター機で北京に戻った。
プロデューサーの張偉平は今回の撮影を中国映画の壮挙≠セと述べた。
先に帰国したチャン・イーモウは現在北京撮影所に潜伏中。
中秋節のクランクインから今日まで、100人を越える撮影隊は
ウクライナのカルパチア山脈の南の麓に当たるリヴィフで、2ヶ月近くの撮影を行なった。
聞くところでは、撮影隊は市外の辺鄙な小村に滞在、世間からはほとんど隔絶され、
スーパーマーケットに買い物に行くのでさえ、凍るように寒い雪道を車で40分もかかる。
撮影隊は普段は自分達で食事をまかなっていたが、
ロケが終了したときになって初めて
市内のわずかにある中華料理店数軒で打ち上げをした。
張偉平は、100人以上もの人間が外国で2ヶ月近くも撮影を敢行したのは、
中国映画では前代未聞の壮挙だと、感慨深く語った。
リヴィフは世界的に有名なロケの根拠地で、多くの海外の大作がここで撮影をしている。
同時期に来ていた外国隊は当地で中国組のロケを見て非常に驚き、
この時代劇に大変興味を抱くと共に、中国映画人の熱意に感心しきりだった。
また、本来は部隊は何回かに分け、順次帰国の予定だったが、
撮影機材があまりに多いため、それでは不都合なことがわかり、
幾多の曲折を経て、ようやく汽車でキエフに行き、
そこから飛行機をチャーターして帰国したということだ。
監督のチャン・イーモウとアンディ・ラウらの主演者は、
それぞれ大事な仕事を抱えているため、先に帰還している。
アンディ・ラウは数日前、新作のプロモーションのため、台湾を訪れた。
チャン・イーモウの行方は謎である。
張偉平は、チャン・イーモウは9日に北京に帰ったのだと言う。
また、彼は7日に北京撮影所に着いて、セットの確認を行ったのだという説もある。
物好きな人種は、チャン・イーモウが早々と帰国しながら秘密にして公にしないのは、
金鶏百花映画祭に欠席し、ビデオで挨拶したことをとやかく言われるのを
気にしてではないかと憶測している。
今回「十面埋伏」は、北京撮影所の5大スタジオの内3つを一気に借り切り、
現在セット組みの最中で、楼閣や廟がすでに大体の形ができてきている。
映画の室内シーンは全てここで撮り上げる。
なかで一番大きい3号スタジオでは、これまで数多くの有名な作品が撮影されており、
現在上映中の「キル・ビル」もその1つだ。
今、永川では30数人がセットの組み立てと道路整備にかかっているが、
北京撮影所での室内シーンが非常に重要なため、
チャン・イーモウは、大部隊が永川に移動するのは、12月になってからだろうと見ている。
ということは、映画の当初の撮影スケジュールからかなり遅れることになるが、
これについて張偉平はまったく気にしていない。
「映画がいつクランクアップするかはすべて監督が決めること。
我々は各方面から支持の保証を得ることが出来る」
(成都日報 2003.11.12)
映画エッセイ@(「左右」) 14:20
ネットに載ったあるエッセイです。
ニュースや評論だけでなく、金城武を論じているようだけど、実はモチーフで、
とても私的な文章も、ときどき面白いものが載ります。
これは中国大陸のサイトのもの。
金城武 あなたのためなら喜んで死ぬかも
映画に行こうと誘う人があって、出かけた。
2本が公開中で、1つはtwinsのホラー映画、
ポスターには2人の少女がかわいらしく小さな口を開け、
必死で走るポーズの写真だけがあった。
もう1本は「向左走、向右走」。
私は少女は嫌いじゃないが、もう上映が始まっていて、
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11月13日(木)
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