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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「武侠」公開日変更・続報
外国映画「トランスフォーマー3」は公開を7月末に延期し、
7月初めのサマーシーズン前半に突如空白が生じてしまった。
頭の切れる映画配給会社が、すぐにこのチャンスをものにした。
ピーター・チャン監督によるカンフー大作「武侠」である。
この作品は8月3日公開と決まっていたが、
昨日、スケジュールを前倒しするとのニュースが入った。
昨日、製作会社、星美集団社長の覃宏が、「武侠」はまるまる1カ月
予定を早め、7月4日の公開になることを確言したのである。
この、前倒しはやむをえざるもの≠ナ、
「トランスフォーマー3」が7月末に公開を延ばしたために、
「武侠」の8月3日予定とぶつかることになったのだという。
「武侠」の公開をさらに遅らせると、
今度は「ハリー・ポッター」などの大作とかちあうことになるので、
思い切って1カ月早めることにしたもの。
「トランスフォーマー3」と、ちょうどスケジュールを入れ替えたに等しい形になった。
このようになったことで、たとえ「建党偉業」「雪花秘扇」
「肩上蝶」などの作品とは競合するとしても、
「武侠」の陣容と集客力によれば、サマーシーズン前半のトップは
かちとれるに違いないと、配給側は考えている。
(揚子晩報 2011.6.2)
信息時報はこう書いています。
(前略)実は、「武侠」のスケジュール繰り上げは早くから推測の手掛かりはあった。
映画の宣伝は5月中旬には北京、上海、広州などの興行的に重要な都市で、
天地を覆い隠すほどの看板攻勢が始まっていたのだ。
6月中旬からは、第二弾が国内の10大票田都市≠ナ始まる。(中略)
これまでに明らかになった6月公開映画一覧を見ると、
「建党偉業」が一大主力軍であり、「雪花与秘扇」がその次に位置する。
6月ひと月の間の新作は多いとはいえ、ほとんどは無理やり徴集された兵≠セと言える。
今回、「武侠」が7月初めに公開を早めたことは、多くの映画ファンにとっては喜びだろう。
覃宏も、公開スケジュールの決定はひとつの芸術であり、
今回の調整で、「建党偉業」「武侠」「トランスフォーマー3」が
三方勝ち≠ニなる効果を期待したいと語っている。
このことから見れば、この3作品の公開時期はほぼ半月ごとであり、みんなが喜ぶ≠セと言えよう。
映画チェーンの側から言っても、「武侠」の繰り上げは好ましいことだ。
青宮楊支配人は、こう語る。
「大作間の公開周期をずらすのは、映画館にとってはよいことだ。
映画館は大作のための上映回数と場所を増やすことができる。
「武侠」については、観客はピーター・チャン映画にずっと強い信頼感を持ってきた。
それに加え、金城武、ドニー・イェン、タン・ウェイら強力なスターキャストであるので、
公開時にはきっと大きなブームを巻き起こすに違いない」
(信息時報 2011.6.2)
BBS ネタバレDiary 13:00
06月02日(木)
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