ID:16524
I am laughing everyday.
by 与茶 春壱
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■「生涯 忘れることはないでしょう」

その報せを聞いた時、ふと唄った一節。
自然にするりと、口から流れた。

忘れない。忘れない。
忘れられるはずがない。


しばらく日記をかけなかった間の、お知らせしたいことがあります。

冬コミに落ちたことと、



11月1日、ペロが息を引き取ったことです。



上京のため、11時に私が最後に家を出たのですが、その後まもなく、息を引き取ったようです。
隣のおばあちゃんが3時前に見に行ったときには、もう亡くなっていたと。
実際に対面するまで実感がわかなくて、でも帰ってくるのがすごく怖かった。
報せを聞いた直後は、すぐにでも飛んで帰りたかったのに。

今日の21時に家に着き、初めて顔を見たのですが、とても穏やかな顔をしています。
父を見送り家族を見送り、最後に私を見送って、そっと息を引き取ったんだな、と思います。

「本能的に、飼い主の前では死なない」という、そのとおりに、
今ならいってもいいかな、
って、旅立ったのだろうか。
顔はとても穏やかだから、苦しまなかったと、思いたい。


13年。
君と歩いてきた月日は、今思うとあっという間だった。
今でも君が初めてやってきた日のことを鮮明に覚えている。
父さんが、突然に「犬もらってきた」って、連れて来たんだよ。
子犬の頃には自転車のカゴに乗せて、いろんな所に連れてった。
後ろを着いて来るのがうれしくて、リード無しで散歩して、田んぼに落ちたこともあった。
出産もして。先にむさしを見送って。
良く善く生きたよ。
お疲れ様。本当にお疲れ様。
わたしを、
家族を、支えてくれてありがとう。


ずっとずっと、だいすきだよ。
11月03日(月)
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