ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■時間のイメージ
(1)
この時期、午後4時を過ぎると辺りは暗くなる。
その時間帯は、いつも仕事まがいのことをやっているのだが、照明をつけないと文字が見づらい。
立地の関係でそうなるのかというと、そうではない。
ぼくの仕事場(?)は西に面しており、そこから数キロ離れた丘陵までは障害物がないのだ。
晴れていてもそうなのだから、雨の降る日はなおさらである。
外も暗いので、部屋の中はほとんど夜の状態になっている。
(2)
会社にいる頃、職場では常時照明がついていたので、そういうことはわからなかった。
朝出社してからは夜まで外に出ないこともあったが、そういう時は、時計を見ないと時間がわからなかったものだ。
その頃に、例えばこの時期の午後4時に外に連れ出され、「今何時?」と聞かれたとしたら、「5時過ぎ」と答えただろう。
その薄暗さが、ぼくの中では5時過ぎのイメージなのだ。
(3)
ずっと室内にいると、時間が曖昧になるということもある。
昼間映画館に入り、映画が終わって外に出たら、あたりが真っ暗になっていたのでビックリした、という経験がある。
常に時間を気にしていれば、別に外が暗くなっていても驚きはしないだろうが、映画を見ている間は時間なんて気にしない。
映画が終わってからしばらくの間も、映画の余韻で、意識は時間にいかない。
その時に意識に残っている外のイメージというのは、映画館に入った時の明るいイメージのままである。
そういう時に外に出るものだから、ビックリするのだろう。
きっと、意識の中で時間が欠落しているのだと思う。
12月12日(火)
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