ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■床屋に行った
(1)
久々に床屋に行った。
会社を辞めてから二回目である。
前に行ったのが6月だったから、3ヶ月伸び続けていたわけだ。
別に伸ばしていたわけではない。
前々から床屋に行こうとは思っていた。
だが、つい行くのが面倒になって、今日まで放っておいたのだった。
髪が伸びてくると、いろいろと支障が出てくる。
まず髪を洗う時である。
髪が多くなりすぎて、シャワーの水がなかなか地肌まで到達しないのだ。
おかげで、水道代がかかってしまう。
またいったん地肌まで到達してしまうと、今度は乾くのに時間がかかる。
通気が悪いために、表側は乾いても中が乾かないのだ。
最近、気温の低い日にはよく軽い風邪を引くことが多いのだが、それは決まって髪を洗った時だ。
寒気がしたり、頭痛がしたり、鼻水が流れたりするのだ。
もう一つ支障がある。
それはある程度以上伸びると、横や後ろの髪が内側にカールしてしまうということだ。
髪を伸ばすと後ろ髪が外にはねるというのをよく聞くが、ぼくの場合はその逆なのである。
ぼくは高校時代に髪を伸ばしていたのだが、その時もそういうふうに髪がカールしていた。
そのためラーメンやうどんのスープを飲む時(ぼくはレンゲを使わない)に、髪が丼の中に浸かっていたものだった。
前々から床屋に行こうと思っていたのは、最近そういった麺類を食べる機会が増えたためでもある。
(2)
さて、今日床屋に行って、髪をばっさり切ってもらったわけだが、その時床屋の姉さんから気になることを言われた。
それは、「髪が黒くなったね」である。
それを聞いて、ぼくはちょっとショックを受けた。
なぜなら、ぼくの持つ自分のイメージが、黒髪から白髪に変わっているからだ。
一昨日写真のことを書いた時にも言ったが、ぼくはすでに黒髪の自分に馴染めなくなっているのだ。
もしこのまま黒髪が増えていっても、頭全体が黒くなるわけではない。
中途半端な黒髪、そう、俗に言う「ごま塩頭」になってしまうのだ。
この「ごま塩頭」ほど見苦しいものはない。
かなり老けて見えるのだ。
今は真っ白な頭のほうが若く見られるのだから、出来たらこのまま真っ白のほうがいい。
いや、そうあってくれないと困る。
なぜなら、この頭が、これから就く職業では、大きな武器となるからだ。
09月29日(金)
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