ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■明日も寒いらしい
 夜深く、雪の白く降り積もり
 街はなお寒く、夢はまだ遠く

 風強く、服の隙間をさして
 身は重く辛く、後姿寂しく

  揺れる春の日は遠く
  待ちわびた花のつぼみ涙を落とし
  昨日までの明るい笑顔
  また今日深く暗く沈み

 凍りつく、濡れた道あてもなく
 うつむいた人が、声もなく続く

19歳の頃、大学の入試試験から帰ってくる時に雪が降りだした。
雪は見る間に道を覆い、水たまりは早くも氷り始めていた。
その日に作った詩である。
生まれてこの方、あの日ほど寒い思いをしたことはない。
少し風邪気味で体調は優れず、受験の失敗を自覚していたから気分的に落ち込んでいる。
そういう状態の時に、突然襲いくる寒波。
風はビュービュー吹き、服の隙間を刺してくる。
傘を持たない身に、雪は容赦なく降りかかる。
その後、何度も寒い日はあったが、肉体的、精神的に落ち込んではなかったから、あれほどの寒さを感じたことはない。
おそらく、凍死でもしない限り、あのような寒さを体験することはないだろう。

とはいえ、今日は寒い。
昨日の天気予報で、「明日は一日、冷蔵庫の中にいるような状態でしょう」と言っていたが、その通りで、今日の最低気温は2、1度だった。
昨日が8、9度だったから、その差6、8度、この温度差は風邪がまだ完治していない身には辛い。
明日はまだ寒くなって、最低気温は-1度だという。
どうも今年の冬は、ぼくを殺そうとしているらしい。

さて、明日もしも雪が積もっていたらどうしよう。
前回の積雪の時は、通れなかった箇所はあったものの、日曜日だったこともあり、渋滞はしなかった。
しかし、明日はウィークデイだ。
九州道や都市高速はもちろんストップするだろうから、当然大渋滞が予想される。
そうなった時、一番被害を受けるのがぼくの住んでいる地域だ。
雨の日でさえ渋滞するのに、雪ならなおさらである。
また3号線に出るまでに一苦労するだろう。
この間、トラック故障のために、5分で抜けられる道が40分もかかった。
明日もそのくらいの時間を予定しなくてはならない。

もし道路が凍結などしていたら、JR通勤ということもあり得る。
うちからJRの駅までは、歩いて10分。
途中、吹きざらしのだだっ広い道を歩いて行かなければならないから、地獄である。
途中で咳き込みでもしたら、どうしよう。
寒さと強い風で、しばらく治まらないだろう。
その拍子に、こけるかもしれない。

まあ、夜中にいろいろ案じてみても仕方がない。
すべては夜が明けてからのことだ。
少し早起きしなければならないから、今日はこの辺で終わることにする。
01月28日(火)
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