ID:1488
頑張る40代!plus
by しろげしんた
[218416hit]

■タイトルは何にしようか・・
「サンリブ、ゴーゴー。マルショク、ゴーゴー。・・・」というCMソングが耳について離れない。
サンリブ・マルショクとは、福岡県を中心に展開しているスーパーマーケットである。
まあ、ぼくの働いている会社とはライバルになるので、あまりいいことは書きたくないが、その会社の特徴は、店舗展開のうまさや、どでかい店作りなどがあげられるが、何よりも特記すべきはCMのうまさにある。
画に関しては専門外なので、何と表現していいのかわからないが、とにかく印象に残る画を使ったアニメ、耳に残るCMソングなど、これが地方のCMか、と思わせるくらい優秀なCMなのだ。
以前はサンリブのサイトで流していたのだが、今日サイトを覗いてみると、もうCMは外していた。
お見せできないのが残念である。

そのサンリブ・マルショクが、創業55周年を迎え、その記念の売り出しのCMが先の「サンリブ、ゴーゴー。マルショク、ゴーゴー。・・・」である。
いつものようにCMはアニメ仕様で、今回は変なキャラクターがギターを弾きながら、気の抜けた声で「サンリブ、ゴーゴー。マルショク、ゴーゴー。・・・」と歌っている。
前回までのような、芸術的ともいえるような手法はとってないが、相変わらず印象深いCMである。

さて、そのサンリブで、ぼくの高校時代の同級生が働いている。
大学を卒業してからすぐにサンリブに入社しているから、もう結構いい地位についているはずだ。
何年か前に、彼を訪ねて、K市にあるサンリブに行ったことがある。
その時彼は、肌着の担当をしていた。
そこでは、女性用の下着が売っていた。
ブラジャー、パンティ、ガードル、ボディスーツなど、彼がいなかったらその売場の中に入るのを躊躇してしまうような商品が、数多く展示してあった。
そこで彼はパートさんに、「パンスト何足入ってきた?」などと平気で話している。
ぼくが「お前、よくこんな売場が務まるのう」と言うと、彼は「仕事と思って割り切っとる」と言った。
おそらくぼくなら、割り切れないだろう。
長崎屋にいた頃、他の階の人とも仲良くしていた関係で、よく他の階をうろついていたが、さすがに婦人服売場や、肌着売場には立ち寄ったことがなかった。
男としての照れがあるのだ。
家電販売という、ある面男の職種を選んでおいて本当によかった、と思っているしだいである。

前の会社にいた時、女子社員が辞めるたびに、「これからは工業高校の精神で行く」などと言っていた。
仮にそこが女性の下着専門店だったら、工業高校の精神では臨めない。
そういう精神で臨むと、大変なことになってしまう。

東京にいた頃、よく新宿の丸井に行っていたが、あの店は地下街からの入口は地下2階だったのだが、そこは女性の下着売場だった。
当時はボディスーツがブーム(?)だったので、売場にはたくさんのボディスーツが飾ってあった。
友人と行く時は冗談を飛ばしながら入っていたのだが、女の子と行く時は赤面していたものだった。
もちろん一人の時は1階から入っていた。
そういう人間に下着の販売など務まるはずがない。
本当に家電販売を選んでよかったと思っている。

サンリブで勤めている友人は、相変わらず「ブラジャーもう少し安く入らんかなあ」「ガードルが硬いと言うクレームが多いけど、何とかしてくれ」などとやっていることだろう。
ノリのいい男だったので、もしかしたら店の中で、「サンリブ、ゴーゴー。マルショク、ゴーゴー。・・・」とやっているのかもしれない。
12月04日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る