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頑張る40代!plus
by しろげしんた
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■子供の頃に欲しかったもの
『鉄人28号のリモコン』
鉄人28号が流行った頃、靴の箱などにえんぴつや割り箸を2本刺して、リモコンを作っていた。
鉄人はミカン箱で作った。
作った時は、絶対に動くと思っていたが、ただの箱が動くはずがない。
しかも段ボールである。
やはり鉄人は鉄で作らなければならないと思い、道ばたに落ちていた鉄くずやブリキやトタンを拾い集めた。
しかし、それを加工するすべを知らない。
結局、「こんなの集めて何するんね」と母親に叱られ、泣く泣く捨てた覚えがある。

『8マンのたばこ』
8マンはたばこを吸って、エネルギーを補給していた。
その頃、ぼくは痩せていたので、ぜひともこのたばこを吸いたいと思っていた。
もしかしたら、じいちゃんのたばこがそれなのかもしれないと思い、一口吸ってみた。
地獄を見た。
その後、高校生になるまで、たばこを見るのも嫌だった。

『宇宙エースのガム』
このガムも、8マンのたばこと同じで、エネルギーを補給するものだった。
このガムで力を得た宇宙エースは、シルバーリングを出して、悪者をやっつけていく。
小さい頃は、誰でも正義の味方である。
こういう特殊なエネルギー源で、地球の悪者をやっつけたいと思っていたものだった。

『風のフジ丸の巻物』
風魔十法斉と奪い合いを繰り返した、あの『竜煙の書』である。
その巻物を手に入れると、天下が取れるのだ。
その当時、ぼくは天下がどんなものか知らなかったが、きっとすばらしいものだと思っていた。
しかし、第一部の最終回で、『竜煙の書』には毒ガスの作り方が書いてあるとわかり、興ざめしてしまった。
今でもそうだが、ぼくは寒がりで、冬になると風が入らないように部屋を閉め切り、火鉢のそばから離れなかった。
炭や練炭から発する一酸化炭素で、頭が痛くなったり、気分が悪くなったりしていた。
毒ガスといえば、その練炭や炭のもっと強力なヤツという認識があったので、「そんなものを作る巻物なんかいらん」という思ったのである。

『遊星少年パピイのペンダント』
ペンダントを持って、「ピー、パピイ」と言うと、パピイは変身していた。
変身願望は、小さな頃から持っているものである。
そういう便利なものがあるなら、ぜひほしいと思っていた。
母親のコンパクトにひもを付け、ペンダント代わりにしたこともある。
が、変身などするわけがなかった。

『ビッグXのペンシル』
主人公の昭少年が持っていたペンシルがほしかった。。
そのペンシルは注射器で、その中にはビッグXという薬が入っていた。
それを注射すると、鋼鉄の体になり、体が大きくなるのだ。
天性の変身願望男が、これを欲したのは当然と言えるだろう。

『スーパージェッターのタイムストッパー』
いまだに欲しい一品である。
腕時計型のタイムストッパーは、30秒時間を止めることが出来る。
野球をやっている時や運動会のリレーの時に、何度このタイムストッパーがあったらと思ったことだろう。
また、このタイムストッパーは、音声認識リモコンでもあった。
アンテナを立て、「流星号、応答せよ・・・」と言うと流星号は直ちに出動し、ジェッターのもとにやってくる。。
余談だが、ぼくは愛車に『流星号』という名前を付けている。
もしタイムストッパーがあったら、結構離れた位置にある駐車場まで歩かなくてすむのに。

『パーマンのバッジ』
通信機でもあり、酸素ボンベでもある、このバッジが欲しかった。
もちろん空を飛べるマントもほしかった。
その当時、ぼくの前にスーパーマンが現れてパーマングッズをくれないかなあ、といつも思っていた。
下校時、学校の近くで怪しいものを売っていたおじさんが、スーパーマンじゃないかと疑ったこともある。
ぼくは、何も言わずに、じっとそのおじさんを見ていたので、きっと変に思ったことだろう。

『サイボーグ009の加速スイッチ』
これは今でも欲しい。
ぼくはどちらかというとノロマな人間なので、人より速く動くことの出来る、009の奥歯の加速スイッチのようなものにあこがれを感じていた。

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12月02日(月)
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