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リュカの日記
by リュカ
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今日は午前8時前に目が醒めた。
タバコを吸いに外に出ると、祖父が居て、祖父もタバコを吸っていた。
それから、祖父が川を見に行くと言い出した。
なんでも、川に下ろしていたハシゴが昨日一昨日の水害で流されてしまったらしく、そのハシゴを探したいのだと言う。
俺は「危ないから川に近づいたらあかんで」と注意したのだが、祖父は「大丈夫や」と聞く耳を持たず、そのまま川を下ってふもとまで見に行っていた。
心配だったので俺も祖父に着いて行った。
祖父が「○○(俺の名前)、反対側からハシゴ探してくれえ」と言ってきたので、俺は橋を渡って反対側から川を下って探したのだが、見つからない。
そして、ふと目を離した瞬間に、何と祖父が川の中に降りていた。
昨日ほどじゃないにしろ、まだ凄い水流だ。
俺が「流されたらあかんから、おじいちゃん上がってや!!」と言ったのだが「慣れとるから大丈夫や」と相変わらず聞く耳を持ってくれない。
しばらく祖父が川の中でどぶさらいみたいな事をしていて、気が済んだのか川からやっと上がってくれた。
それから祖父が「近道だから」と言うので、ある高校の敷地内を通って家路についた。
俺が「こんなとこ、勝手に入ったらあかんのちゃうん?」と言っても、「いっつも通ってるから大丈夫や」と。
俺はドキドキしながら高校の敷地内を通った。
この一連の祖父との小さな冒険を終えて家に帰り、事のあらましを祖母に話した。
祖母は「おじいちゃん、どうしようもないなぁ」と呆れ気味になっていた。
それから朝ごはんを食べさせてもらった。
テレビで「地獄先生ぬ〜べ〜」がドラマ化すると言っていて、俺が祖母に「おじいちゃんは幽霊見たこと無いらしいけど、おばあちゃんは幽霊見たことある?」と聞いてみたら、祖母は「幽霊は見たこと無いけど、人魂なら見たことある。小学生の頃に電車の中から。夜中、何も無い場所にオレンジ色の光が揺れてた。そこ、墓場踏切って呼ばれてる場所やねんけどな。○○は幽霊見たことあるか?」と言ってきた。
俺は中3の頃と二十歳の頃の心霊体験を話した。
「幽霊見たことはないけど、幽霊の声は2回聞いたことあるわ」と。
午前11時前になり、母親と祖母は病院に祖父の検査結果を聞きに出かけて行った。
二人が出る時、祖父が「どこ行くんや?」と聞き、母親はとっさに「買い物とかぶらぶらしたり」と答えてた。
現在午前11時26分。
俺は今、何も知らない祖父と一緒に柏原の家で留守番している。
小さな冒険を終えて、また家の前でタバコを吸いながら、祖父は「水圧が弱くなって、川が茶色いのがなおったら、またハシゴ探しに行くわ」と言っていた。
現在午後18時31分。
柏原から帰ってきた。
結局、母親と祖母が帰ってくるのを3時間くらい待つ事になった。
祖父はしきりに「おばあちゃんたち遅いなぁ、おばあちゃんたち遅いなぁ」と言っていた。
祖母と母親が帰ってきて、祖父に「癌である事」を伏せて「腫瘍が出来てて、手術しないといけないんだ」という事を説明していた。
早期発見だから良かった、5ミリと10ミリの腫瘍があって、それぞれ手術して摘出しなければいけない事を伝えていた。
でも、何事にも100%という事はないので、必ずしも手術が成功するとは限らないのだと言う。
それから、祖父母と俺と母親でラーメンを食べに行った。
美味しかった。
午後15時半頃になり、祖母に車で柏原駅まで送ってもらい、俺と母親は電車に乗る事になっていた。
しかし、改札口で駅員の人に「今日からしばらく運行できません」と説明されて・・・
ここ数日の水害の為に篠山口までの電車が運行出来ないのだと言う。
篠山口までは普通に電車が走っているらしいのだが。
そこで、母親が祖母に電話をかけて、祖母はまた柏原駅まで今度は祖父を連れて引き返してきてくれて、篠山口まで送ってもらう事になった。
柏原駅で母親が知り合った20代くらいの女の人も、「帰れない」と困っていたみたいで、母親がその女の人も誘って、結局俺と母親と祖父母とその見ず知らずの女の人、5人で祖母の運転する車に乗って篠山口に向かった。
その女の人は伊丹の人らしい。
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08月18日(月)
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