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リュカの日記
by リュカ
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■
現在午前0時00分。
日が替わった。
親父の二七日が終わった。
今日は市役所に印鑑証明を4枚取りに行ってこなくてはならないので、忘れないようにしよう。
2月最後の日から、今日でちょうど1週間か。
早いな・・・
親父は2月は乗りきれなかった・・・
今日は午後14時過ぎに目が醒めた。
俺と母親と弟夫婦でどこかに出かける夢を見た。
親父はもう死にかけで。
俺がいつも観ている海外サイトで「24」シーズン1の2話目がリンク切れになっていたので、Googleで「24 S01E02」で検索したところ、動画がヒットした。
やったあああああああ。
現在午後16時00分。
さて、市役所に印鑑証明を発行してもらいに行ってくるか。
4枚。
現在午後17時47分。
市役所に行って印鑑証明を4枚発行してもらってきた。
お通夜の後、深夜に葬式会場で親父の遺体を前にして弟と交わした会話の続き。
弟が「Kちゃん(親父の兄貴の娘で、俺の4.5歳上の従姉)の子供たち、ほんま可愛かったなぁ。男の子であんなに可愛いねんから、女の子やったらもっと可愛いんやろうな」と言い、俺は「そうやなぁ」と。
内心「お、おう・・・」みたいな気分で居たけど。
俺は男の子は男の子だからこそ可愛いんだ、と思っているから。
弟が「こうして見ると、お父さんも可愛い顔してるよな」と。
俺は「俺、おじいちゃんの書いた自叙伝『私の生涯』で見たけど、親父が子供の頃は確かに可愛い顔しとった。なんか『女優さんみたい』って言われてたみたいやで」と。
弟は「そうなん?」と。
俺は「でも、中学になってからブッサァになってたけどなw」と言い、弟は「そうなんやw」と。
しばらく弟と色々話してて、俺は「俺、保護観察受けててん」と言い、弟は「そうやったん?」と。
俺は「9回捕まってるからな。それで家庭裁判所まで行って。そこで親父と仲が悪い、みたいな事を話して、保護司の先生に毎週親父との仲がどうなってるか、ってのを報告しに行ってた」と。
弟は「そうやったんや」と。
俺は「その時、初めて保護司の先生と会った時、おかんが『この子は父親の事が凄く嫌いで』って言って、そこで初めて『俺、親父の事嫌いやったんや』って思うようになった」と。
弟は「それで初めて自覚したんやな、お父さんの事嫌いなんやって?」と。
俺は「そう。そっからはなし崩しに親父の事どんどん嫌いになって行った。まさに触るのも嫌、喋るのも嫌、近づくのも嫌、みたいに」と。
続けて俺は「俺、16歳の終わりぐらいからずっと引きこもりやん。引きこもる前までは普通にファミレスで働けてたけど、一回引きこもった後でマクドで働いてみたら、めっちゃ挙動不審になるようになった・・・」と。
続けて「俺、引きこもって以来、それまでの友達関係全部断った。俺の友達ってヤンキーばっかやし、ややこしい事なる前に縁切りたかってん。だから、16歳以降友達誰もおらへん。大学も行ってたけど、友達作らへんかったし、作ろうともせえへんかった」と。
弟は「お兄ちゃんはそれまでの人間関係が最悪やったから、友達と遊ぶ喜びを知らんのやと思う」と。
俺は「あ、でも一人だけ友達おったわ。一緒に成人式も行ったIって奴。××(弟の名前)もIの事は知ってるやろ?」と。
弟は「ああ、知ってる」と。
俺は「俺、Iが『○○(俺の名前)の弟やその友達たちと麻雀したい。でも、俺一人やったら加わりにくいから、○○も麻雀覚えてくれ』って言ってきたから、図書館で本借りて麻雀の勉強しとってんで?でも、結局役とか覚えられへんくて断念した。Iともそれっきり疎遠やな」と。
それからしばらく色々話して、弟が「お兄ちゃん、ヤンキーやったもんなぁ」と。
俺は「ヤンキーやってたけど、全然楽しくなかったで。みんなでぞろぞろ駅前にたむろしたり、コンビニでたむろしたり、繁華街行ったり。全然おもんない」と。
弟は「え、でもそれってヤンキーとしての醍醐味ちゃうん?」と。
俺は「そうかもしれへんけど、俺はいっつも『早く家帰りたい・・・』って思ってた。俺があんまり『家帰りたい、家帰りたい』って言うから、周りの奴ら俺の事『マザコンや』とか言ってたわ」と。
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03月07日(金)
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