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リュカの日記
by リュカ
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現在午前0時03分。
メールを打っている間に日が替わってた。
昨日、あの子からメールの返事が着ていた。
「良かった...
その話しがほんまにならなくて><
僕みたいなガキに言われなくても、冷静になったリュカさんなら解ると思うけど。
社長になるってことは、従業員の給料を毎月ちゃんと払っていかなあかんし会社が負ってる経済的な負担(借金)がお父さんはあったって言うてたやんね。
あのお父さんでさえ、そんな負債を抱える現状があったのに。
もしも会社が倒産せざるを得ない現実を迎えたら、社長であるリュカさんにすべてがのしかかる...
そんなことより、お父さんの行動を思い出してください。
お父さんは命をかけて、会社の引き継ぎをしたのは家族を守るためであって家族(リュカさん)を社長にするためじゃないよね?
偉そうなこと言うてごめんね。
リュカさんならきっと変われるし、リュカさんの幸せを願い続けたお父さんの思いをわすれずにいて欲しいです。
必ず道は開けるし、幸せになれるよ。
今はとにかく何も考えず、心も体も休ませてあげて。
リュカさんはお父さんと一緒にずっと頑張ってきたんやから。
お父さんと一緒に奇跡を起こし続けてきたんやからね。
凄い人やねんから、自信を持ってね。
僕はずっとリュカさんの味方やからね」と。
凄い心の篭った、気遣いに溢れたメールを送ってくれた・・・
俺はあの子に返事を返した。
「ありがとう。
そうだよね・・・
今日弟に『あれ冗談やからw』的に否定されるまで、一人でずっと舞い上がって浮かれてました。
目の前の欲に目がくらんで。
本当、馬鹿だった・・・
借金しながらも親父みたいに仕事取って、また借金して仕事取って、を繰り返して自転車操業でやっていけるかな、って。
危なくなったら親戚たちが助けてくれるかなって。
今考えると、本当にヤバイ道進もうとしてたんだね・・・
借金残して倒産とかなったら、俺が自殺したくらいじゃチャラにならないくらいの負債が家族にも行ってたかもしれないんだよね・・・
やっぱ、今の生活を続けて行くのが身の丈に合ってるのかも。
とりあえず、四十九日が終わるまで素直に喪に服しておきます。
親父が死んだってのに、棚から牡丹餅降ってきた、みたいに浮かれまくってた昨日の自分を殴りたい」と。
現在午前0時17分。
今日から3月。
先月まで親父はまだ生きていたんだ。
先週のこの時間まで、親父はまだ生きていたんだ・・・
現在午前0時58分。
今日も「英会話・ぜったい・音読」の練習をした。
1週目の時は1分間に読みあがられた単語数が126語だったのに対し、2週目の今回は146語まで上がった。
上達が実感出来て嬉しい。
親父が死んだのが、まだ日が落ちる前だったらな。
実家の元俺の部屋で現親父の部屋の寝室のベッドに遺体を寝かせてあげたかった。
今日、母親やMさんや弟と話してて「夜になったけど、親父はもう二度とこの部屋には帰ってこないんだ・・・」と思った瞬間「いやいや、親父、さっきからずっとここに遺骨で居るじゃんw」と思い直した。
あんな真っ平らな骨になっちまってな。
あの骨を動かして働いて、俺たち家族を食わせてくれていたんだな・・・
アルバムをスキャンするのは寝て起きてからでいいか。
疲れてるし、Juke豚が珍しく生放送をやっているので聴いてみる事にする。
親父が緊急入院した、という知らせを受けたのは、ちょうど俺がニコニコ動画で鮫島という配信者の動画を観ている最中だった。
俺がメガビで鮫島動画のアドレスを貼ったのを最後に、親父は死んだ。
何か呪いでもあるのかな、とか。
負のオーラ、というか。
まさかな。
俺が親父の死の当日、「病院に到着」と書き込んだのが午後14時44分。
そして日にちは2月22日。
組み合わせると424242となる・・・
考えすぎだろうか・・・
「死」が怖い。
自分の死、他人の死、問わずに「死」が怖い。
あの子曰く、俺と似た強いオーラを持っていた親父でさえ、あんなにコロッと死んでしまったんだ。
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03月01日(土)
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