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リュカの日記
by リュカ
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■父が亡くなった日・・・
現在午前0時00分。
日が替わった。
今日は特に病院で何かあるとかじゃないので、早めに眠る必要もないだろうけど。
ちょっとしたら寝ようかな。

現在午前0時14分。
今日はそろそろ寝ようと思う。
起きたら風呂に入るのを忘れないようにしよう。

今日は午前10時前に目が醒めた。

シャワーを浴びた。
ジャージもそろそろ洗濯しないとな。
臭くなってきている・・・

とりあえず、さっきまで着てた服の洗濯が終わったら病院に向かおうと思う。
転院するから、もうあの病院に行けるのも数えるくらいしか無くなってしまうだろうし。

現在午後14時44分。
病院に到着。

現在2014年2月23日の午前3時06分。
今から日記を書いていく。

昨日、つまりこの日付、2014年2月22日。
病院に行った。
そしたら親父の弟で医者をしている叔父が来ていた。
親父が小説を読んでいたので「□□ちゃん(親父の名前)、もう物が二重に見えてるのも治ってきたんちゃうかな?」みたいに言っていた。
しばらくして叔父が帰り、俺はごはんを買いにスーパーに行った。
帰ってみると、病室に親父も母親も居なかった。
メモが残されていて「喫茶に居ます」との事だったので、俺も病院内の喫茶に向かった。
喫茶に行くと、親父と母親が居たのだが、親父は今回は車椅子ではなく、歩行器で喫茶まで来たそうだ。
そのせいか、かなりしんどそうになっていて。
親父が「もうええわ。帰る」みたいに言ったので、また歩行器で病室まで戻る。
しかし、親父は息が上がってしまってゼェハァ言ってる。
病室に着くまでに、親父が突然「トイレに行きたい・・・」と言いだしたのだが、エレベーターの中で親父の腹がギュルルと鳴って「出た・・・」と言ってた。
親父の病室がある階に到着。
親父はかなりしんどいらしく、ゼェハァゼェハァ。
看護師さんを呼ぶと、車椅子に座らせてくれたので、そのまま親父の病室まで行った。
病室で車椅子に乗った状態で、親父はしばらく休んでた。
しばらくして、親父は「息も整ってきた」と言ったので、看護師さんの介助でベッドに移らせてもらった。
しばらく親父と母親と俺の3人で病室で過ごした。
午後18時になり、親父のごはんが来た。
俺が「美味しそうやな」と言うと、母親が「え、これが美味しそうなん?」と驚いていた。
母親が「6時になったから、○○(俺の名前)、もう帰ってええで」と言ってきたので、俺は帰りの電車に乗って地元の駅に帰ってきた。
地元の駅に着いて、改札を抜ける前に携帯をチェックしたら、6件も着信が来ていた。
うち、留守電が3件。
留守電を聴いてみると、母親が「○○、早く病院に戻ってきて。お父さん突然苦しみ出して、今大変やねん」というのが2件、同じような内容で病院側から「□□さんの息子さんですか?急にお父さんが体調を崩されたので、すぐに戻って来てください」と。
留守電を聴いている途中で、病院から俺の携帯に電話が着た。
出てみると「□□さんが大変なんで、すぐに戻ってきてください。今お母さんに替わります」と言って、母親が出てきて「今すぐ戻って」と。
なので、俺は地元駅の改札を抜けずにそのまま大阪まで引き返す。
さっきの、地元駅で改札を抜けなった穴の空いた切符で大阪駅を出ようとしたら、ピロリーン!みたいに鳴ってはじかれた。
駅員の人に「今さっき地元に帰ろうとしてて、途中で電話が着て親父の命が危ないってので引き返したんですが、改札口ではじかれました」と説明。
しどろもどろで意味不明な説明になってしまったが、駅員の人は理解してくれて、俺を通してくれた。
「この切符、また使えるようにしておきます」と言って、説明書きの紙みたいな物を付けてくれた。
大阪から地下鉄まで俺は猛ダッシュで走りまくった。
病院に到着。
親父の病室に入ってみると、看護師さんが6.7人入ってて、先生が心臓マッサージを行っていた。親父の身体がタプンタプンと物凄い勢いで揺れていて、凄い迫力だった・・・
まじ、トラウマになるくらい・・・

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02月22日(土)
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