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リュカの日記
by リュカ
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■
今日は午後16時前に目が醒めた。
窓の外から響いてくる車のエンジン音や、隣人の出す生活音。
何故だか分からないが、俺はそういった「人間の出す音」というものにたまらない不快感を抱いてしまう。
そういった物音がプレッシャーになり、今日も寝起きから息苦しかった。
現在午後16時58分。
心の奥底で、漠然と"他人の意思に、ほぼ強制的に付き合わされているのだ"という感覚を受けているからだろうか。
特に、車のエンジン音がブーーーウゥンヴォアアアアアアアアアアア!!!と大きくなっていく様なんてのは、そのまま「これが乗り手のテンションなんだ」と言ってしまっても過言では無いだろう。
爆音を聞かせ、周囲の人間に「どうだ、かっこいいだろ?」と感じさせる事、またそう感じさせる事に成功しているのだと思い込んで悦入る事を目的にしている運転手。
そうやってヒートアップしていくそいつのテンションに付き合わされて、それを感じ、それが終わるまで何にも手を付けられなくなってしまう自分。
自分の時間の主導権をそいつに奪われてしまったような屈辱感。
俺は、そうした他人のオナニー行為に巻き込まれる事に我慢がならないのだ。
弟が五月蝿くなってきたので、俺は避難の為に1時間ほど外に出ていた。
寝起きの弟は引っ切り無しにクシャミはするわ、ドタバタドタバタ物音鳴らすわで、俺にはとても耐えられなかった。
しばらく外をブラついて、家に戻るも弟はまだ五月蝿くしていて。
数十分我慢していて、ようやく弟は出かけて行った。
しかし、しばらくすると今度は親父が帰宅してきて五月蝿くなって。
家族が居ると、家の中で本さえ読めない。
現在午後19時53分。
これで、俺にとっての今日という一日は台無し確定。
は、ではなく「も」にした方が正確か。
とても窮屈な生活だ・・・
POSO動画を観た。
ネットで有名なグロ動画らしい。
内容は殆ど死体を映しているだけだったので割りと平気だったが、最後の方で信じられないモノが映っていた。
刀を持った村人らしき男が、素手の男を襲っているのだ。
村人は何度も男を切りつける。
男は逃げまどうのだが、すぐに兵隊によって刀を持った村人の前に追いやられてしまう。
男の後頭部は、村人に切りつけられたせいでベロンと皮が剥がれて脳みそが露出している。それでも、男は気づいてないのか、普通に走り回ってる。
非日常的な光景なのに、まるで日常の一風景であるかのように撮られてて、それが凄く異様に感じた。
と、上の日記を書き始めたところ、またまた親父がドアをバタン!と鳴らしてトイレに入る。
まるで、「これがルールなんや!」とでも言わんばかりに・・・
そう、
俺が日記を書き始めると、必ず親父が現れそれを邪魔する、というお決まりルール。
日記を書いている途中で邪魔が入ると、他に感じるものが沢山あっても、俺は焦って早めに記述行為を切り上げてしまう。
親父のせいで、いつも俺の日記は不完全になってしまう。
まじで死んでくれねーかな。
俺が日記を書き始めると、決まってこいつが現れるの何でなの?
第六感的なもので、そのタイミングを嗅ぎつけるのか?
唯一妨害行為を受けずに済むのは、俺が書く内容が「自分の受けた妨害」について触れる時だけ。
今までの日記でも何度も何度も書いてきたように、その事以外の内容で俺が日記を書き始めると、いつも親父が現れる。
実際に日記を書いてる時間なんて、24時間の内のたった数分間でしかないのに、いつもジャストでそこにかち合う。
もはや、偶然ではありえない。
読んでる奴らも分かるだろ?
死ぬ程自己顕示欲の強い糞野郎だから、他人の日記の中でさえ主人公にならなくては気が済まないのか。
息子の日記の登場人物になりたくてなりたくて仕方無いのか。
もはや魂レベルの問題だ。
奴がそういう事を望んでいるから、いつもそのタイミングで引き合わされる。もはや、そうとしか考えられない。
そして、事実俺は奴の妨害を受ける度に奴の事ばかりを書いてしまう。
奴もさぞ満足だろうな。
クソッタレ!!!!!!!!!!!!11
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03月05日(水)
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