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リュカの日記
by リュカ
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■
そいつらは、中学時代からずっとE君に目を付け続けていたのだろう・・・
あんなにも、異常なまでに可愛い子。
ずっと執着し続けていたのだ。
そして、「これでもか!」というほどにやり尽くし、思いを遂げて・・・
目を付ける側の人間というのは、その対象とされる人間よりもはるかに下劣で劣った立場にあるはずなのに。
なのに、E君は、そんな下劣な奴らがE君に対して長年妄想し続けていた最低最悪、口に出す事さえもはばかられるような変態的で悲惨な行為を、されるがままに受けたのだ・・・
悔しくてたまらない・・・・・・・
あのメッセの子に、元恋人であるC君の死を「悲しいけれど仕方の無い事」と納得させるほどに、それを小さく感じさせるほどに、E君が女共から受けた行為に対するメッセの子のショックは大きすぎたという事だ。
E君はそこまでの事をされたんだ・・・
そして、それほどの行為を受けながらも、E君は自分がされた事よりも、弟の死に対してこそ悲しみを感じ続けて・・・
午前6時過ぎまでは覚えてる。
いつの間にか意識を失くして、気がついたら午前7時過ぎになっていた。
40分くらいは眠ったと思う。
寝起きから、またE君についての可能性が浮かんでしまった。
メッセの子の鬼畜姉貴がそうであるかもしれないように。
その女共も、3日3晩とE君を犯し続けて、そして受精しようとしたんじゃないか、と。
綺麗で可愛いE君との間に、無理やり醜い自分達との子供を作ろうとしたんじゃないか・・・
3日3晩も休まず犯し続けていたなら、いくらE君みたいな幼い子が相手でも、受精しない訳が無い・・・・・・
そんな絶望的な事が浮かんでしまった。
その反面、そんな絶望的な可能性に対する想像に、またどうしようもなく興奮が沸き、欲情して・・・
そろそろジジイ達が騒がしくなってくる時間だ。
どんな事でも、ジジイなんかに邪魔されたくない。
そう思い、俺は家を出る事にした。
とりあえず、朝食でも取ろうと近所の牛丼屋に入る。
「牛とじ丼」という新メニューが出ていたので、それを注文する事にした。
あまり食欲が沸かなかったが、最後まで食べた。
ずっとE君の事が意識されててきつかった。
牛丼屋を出た俺は、近所の公園まで散歩に出かける事にした。
散歩の目的地としては、その公園以外に目ぼしい場所が浮かばない。
今家に帰っても、午前9時前くらいまではジジイが家に居座っている。
E君について考える事を、あんな奴に邪魔されたくない。
だから、この時間なら考え事は外でした方が落ち着けそうだ。
そいつらは、E君を犯すだけじゃ飽き足らず、犯した先にあるものまでをも追求しようとしやがったのだ・・・・、とか。
牛丼屋を出て30メートルくらい歩いたところで、とても気分が悪くなり、そのまま道端で吐いてしまった。
それからしばらく歩き続けて、公園に到着。
その公園は、生前のC君がD君と共にたどり着いた公園でもある。
そして、その公園は俺が中学時代に好きだった男の子が住んでるマンションの、ちょうどふもとに位置してる。
その男の子には弟が居て、その弟もそのマンションに住んでるはずだ。
俺が好きだったその男の子と、その弟と、C君と、そしてC君の兄であるE君は、皆同じ苗字を持っている。ほぼ間違いなく血縁だろう。
C君が言っていた石碑の正面にあるベンチに腰掛け、しばらくボーっと考えていた。
C君は、以前メッセの子に「幼い頃は神戸の××君に遊んでもらった」と言っていた。
C君が言ったその××という部分に当てはまるのが、俺が好きだった男の子の下の名前、○○○○の最初の2文字と同じ文字列。ほぼ本人で間違い無い。
××君は、子供の頃に遊んであげたC君が、自分の住んでいるすぐふもとの公園に訪れていた事は、多分絶対知らないだろうな。
もしかしたら、C君が亡くなってしまったのだ、という事さえ知らないかもしれない。
そして、C君自身もすぐそこのマンションに、××君が住んでいた事を知らないままに訪れたのだ。
その事は、部外者でしかない俺だけが知っているのだ、とか。
そんな事を考えていた。
皆△△という同じ苗字を持ってる。
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02月06日(火)
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