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リュカの日記
by リュカ
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そろそろ連絡を入れないと、メッセの子が突っ走ったりで、また取り返しのつかない事が起きそうだ・・・・・
だけれど、俺は保留にし続けている。
気が重い・・・・・・

午後18時過ぎに目が醒めた。
1時間くらい眠ったと思う。
少し不眠症気味かもしれない。
現在午後19時10分。
あの子が「無事だったかもしれない」と言って俺の前に現れてくれた事によって、この先自分自身の精神面や生活がどんな風に変わっていくのか、結構不安を感じてしまう・・・
読み返してみるとこの日記の内容も、数日前とは180度変わってしまって。
俺は変化に弱いのだ。刺激が苦手というのだろうか。

目が醒めて少ししてから、またあの子が俺にメッセをくれた。
本当に、ただただ嬉しい気持ちになってしまう。
先ほどまでの不安が麻痺して、喜びだけを感じてしまう。
少し話した後、用事があるとかであの子はメッセを落ちてしまった。
その後、俺は母親に夕食に呼ばれた。
今日は節分らしい。
俺が豆撒きをする事になった。
全ての部屋に豆を撒き終え、その後俺は歳の数、つまり24個の豆を食べた。
その後、北北西に向かって恵方巻きを食べた。
恵方巻きというのは、関西だけに伝わる習わしとかで、その年ごとに定められた方角を向きながら、巻き寿司を一本丸ごと平らげる、といったもの。
巻き寿司を食べている間は、一切声を出してはいけない。
また、食べながら願い事をするのだそうだ。
母親に言わせれば、このような風習は昔は存在していなかったらしい。
メディア戦略みたいなもので、近代になって勝手に作られたイベントだろうか。しかし、うちでは毎年やっている。
そういえば、学校からの帰り道、駅前の寿司屋で巻き寿司を路上販売しているのを見かけたな。そういえば、去年も見かけたような気がする。
俺は、「この幸せが仮初めではなく、E君がそこまで酷い目に遭わされておらず、そしてあの子やメッセの子やE君達そういう男の子皆がこれ以上酷い目に遭わないように」と願いを込めて、恵方巻きを平らげた。
節分か。
去年も同じ事をやったけど、それがつい1.2ヶ月前くらいに感じられてしまって。
本当に、時間が経つのが早くなったな。
巻き寿司に合わせて母親が日本茶を淹れていたので、それを飲みながら久しぶりに「るろうに剣心 追憶編」のアニメ動画を観る事にした。
凄く重くて、救いの無い話だと思う。
これを観て、以前は色々感じる事が多かったのに、今回あまり感じなかった。俺の中の苦痛の根底には、常にあの子の犠牲があった。
あの子に「自分は無事だったかもしれない」という可能性を示された事によって、俺の意識を形成していた芯みたいなものが、ポッキリ折れてしまったのかな。
救われない、救われない、救われない、救われない。
どこまでいっても希望が無い。
このアニメは、そんな絶望感、閉塞感、息苦しさを強く感じさせるような物語だ。
しかし、今回アニメを観ててそこまで苦しくならなくて。
ハングリー精神みたいなものが失せてしまったとか、浮かれて軽はずみになっているとか、『重い』ものを『重い』と捉えてちゃんと考える事が出来なくなってしまっているとか。
そんな風に、自分が堕落してしまっているように感じられて。
でも、これは贅沢な悩みだな。
本当に、あの子の無事は俺にとっては何よりの支えだ。
でも、あの子が無事に存在している、という事実に甘えすぎ、どんな悲惨な事を知ってもその度にその喜びを引き合いに出し、それについて考える事を放棄してしまうような、この先自分がそんな薄い人間になってしまわないか、少し不安になってしまった。
俺は、ある面で自分に甘すぎる部分があるので、その支えに依存しきってしまうと思う。
現在午後23時59分。

02月03日(土)
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