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リュカの日記
by リュカ
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この1週目をやっていた時、親父はまだ生きていたんだ・・・
親父は死んだ時、口をポカーンと開けていた。
死んだ後も口がポカーンとなっていて・・・
看護師さんたちが親父を私腹に着替えさせた。
いつも病院から会社に行く時に来ていた黄色いセーター。
親父の顔の周りにはリボンみたいな布がまかれて、死に化粧をされて頬はピンクになっていて、キュッと布で縛られて、親父の顔は微笑んでいるようになっていた。
それを指して母親が「□□さん(親父の名前)、めっちゃ可愛くされてるやんw」と言い、弟の奥さんの△△さんが「ほんまや。きゃははw」と笑ってた。
その後、病室には親父の遺体と俺と母親と△△さんだけになり、母親はテキパキと親父の荷物、自分の荷物の片づけをしていた。
母親が「お父さんのこの飲みかけのビール、捨ててくるわ」と言って、洗面所にビールを流して捨てていた。
俺が飲めば良かったな・・・
俺と△△さんがずっと立ってて、母親は中腰でテキパキ片づけ。
多分、片づけでもしないと落ち着かなかったんだと思う。
母親と二人だけの時、俺は母親に「こんな時でも対人恐怖症って出るんやな。××(弟の名前)にも△△さんにも緊張する・・・w」と言い、母親は「大丈夫や」と。
続けて「私も何か緊張してる」と言った。
親父が死んで、その事に対して緊張していたのかな。
後になって弟が、母親がテキパキやってた事を指して「お母さんがあんなにテキパキ動けるとは思わへんかったw」と言ってた。
スキャナを使おうと思ったのだが、CDをインストールしようとすると互換性が無いとかなんとかで使えなかった。
なので、明日三宮に行った時に、新しいスキャナを買ってこようと思う。
もう、10年くらい前に買ったスキャナだもんな。
三宮じゃマカフィーも買ってくるけど。
ジョーシンに行こうかな。
そういえば、親父の遺体、耳毛が凄かったな。
母親も「お父さんは耳かきしにくい。耳毛が凄いから」と言っていたっけ。
俺も毛深いのがコンプレックス。
胸毛も腹毛も生えてるし、せな毛まで生えてる始末。
永久脱毛するって手もあるけど。
これも、親父から受け継いだ遺伝子なので、永久脱毛はせずに大事にしていこうと思う。
なんか、電気シェーバーの調子が悪い。
全然剃れないし、カパッと中を開けても、剃れたはずの髭が出てこないし。
今度実家行った時、親父の電気シェーバーを貰ってこようかな。
あれは本当よく剃れた。
ただ、俺は皮膚が弱いので、病室で親父のシェーバーを使わせてもらった時に剃れ過ぎてしまって「いたたたた・・・」という感じになってしまったけど。
あれは深剃り出来るから、3日くらい髭剃り要らずだもんな。
なんか最近、洋楽ばっか聴いてるな。
1週間前の日付まで、まだ親父は生きていた。
1週間前の日付まで、まだ親父は生きていた。
現在午後23時54分。
ディクテーション生主の放送に行っていた。
あと6分で「親父は1週間前まで生きていた」も終わってしまう。
03月01日(土)
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