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リュカの日記
by リュカ
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だから、さっきはあえて書かなかったが、目が醒めた後もずっとジジイに対する怒りが収まらなくて、ジジイに対する罵倒文句だけが頭の中を駆け巡るような耐えられない状態が続いたので、やむなくここに吐き出し気持ちの沈静化を図る事にした。
俺は今、E君の事で凄くショックを受けている。
ショックを受けた以上は、それに対して考えているべきだと思う。
なのに、こんな薄汚いジジイの存在が自分の意識に満ちてしまって、E君の事が頭の中から一時的にでもかき消されてしまうような状態になってしまった。
俺には、それが我慢出来ない。
E君までもが、この薄汚いジジイによって汚されてしまったような気持ちになるのだ・・・
現在午前9時29分。
本当に糞だ・・・

今日の授業は1時限目から2時限目まで。
俺は、2時限目が始まった瞬間くらいの時間に学校に到着した。
本当はもっと早く来れたけど、ジジイのせいで大遅刻だ。
ずっとイライラムカムカし続けていた。
2時限目の授業は「西洋美術史」
今日は、課題を提出しなければならない。
レポートを仕上げた事は仕上げたけれど、俺の部屋にはプリンターが無い。
レポートは、プリントアウトして提出しなければならないのだ。
なので、レポートを保存しているフロッピーを持って、俺はコンピュータ室に向かった。
俺は、学校の課題はいつもこの部屋でプリントアウトしてるのだ。
コンピュータ室は、どの教室も、既に授業が行われている風だった。
しかし、西洋美術史の授業はもう始まっている。
とりあえず、プリンターだけ使わせてもらおうと、その内の一つの部屋に入って行った。
その瞬間、その教室に居た中年講師が、俺に向かって「授業中ゃぁ〜あ」と言い放つ。まさに悪意満々といった感じで、「授業中じゃあボ〜ケェ」みたいな感じのニュアンスだった。
講師ってのは、とりあえず表面的にはある程度の人格者でなきゃ勤まらないだろ?
何でこんな奴が講師なんてやってんだよ。
いい年こいた中年親父が、まるで憎たらしい餓鬼みたいに。
中年講師の『歪み』みたいなものを目の当たりにしたような感じで、俺はかなり引いていた。
ああ、でも今回ばかりはその中年講師の歪みに感謝だ。
いい具合にムカつかせてくれた。
おかげで、ずっと俺の意識を占めていたうちの醜悪親父に対するムカつきが、その中年講師に対するムカつきと上手い具合に交じり合って、少し薄れてくれた感じだ。
四六時中、あんな醜悪なジジイの事ばかり意識に浮かべさせられるんじゃ、本当にたまったもんじゃないもんな。
とりあえず、俺はその中年講師をスルーして教室を出る。
図書館にもパソコンが置いてあったはずなので、図書館に向かった。
しかし、図書館の中でプリンターが使えるパソコンは3台だけで、既に3台とも他の生徒が使用中だ。
しょうがない、俺はその生徒達の内の誰かが使い終わるのを、辛抱強く待つ事にした。
と、途中でギャルっぽい女生徒が2匹そこに現れた。
こいつらも、プリントアウトする為にパソコンの空きを待つらしい。
しばらくすると、パソコンを使っていた生徒の1人が席を立つ。
これでパソコンが使えるな。さっさとプリントアウトしてしまおう。
そこに、ギャル女の一匹が割り込み、空いたばかりのその席に、当たり前のように座りやがった。
一瞬、「割り込むん辞めてくださ〜い」みたいな事を言おうとしたが、やっぱり声を掛けるのは辞めておいた。
こんな奴に関わると、また嫌な気持ちにさせられそうで。
そういえば、E君をやった女共は大学4年の年齢だ。
そいつらと同じ歳で同じような雰囲気を持つ女共が、この学校にはゴロゴロしてる。今更のようにそんな事が意識され、とても気分が悪くなった。
そのギャル女の隣のパソコンを使っていた生徒が席を立つ。
もう一人のギャル女は、依然そこに立ってるだけで、そこに座る気配が無い。
因縁を付けられるのも不愉快だから、座っている方のギャル女に「隣使っていいですか?」と断りを入れておく事にした。
「どぉうぞ〜」と、馬鹿にしているような軽蔑を込められているような、そんな嫌味ったらい態度で返事をされた。
糞だな。

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01月30日(火)
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