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リュカの日記
by リュカ
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この話に、俺が納得できるような事は一つもなかった。
少年に対する後ろめたさも、少年がそれを認める事で余計に強くなる。
俺が最低に思ったり後ろめたく感じたりするような感情を、少年が受け入れたりするのは見たくない。悪戯されたような子ならなおさらだ。
何か、やり場のない気持ちに取り憑かれる・・・・・・
自分が何を望むのか分からない。
少年に対して納得できるような事も、望めるような事もなくなって、もう嫌な事しか感じられなくなってしまったのかもしれない。
求める気持ちと保護欲が、以前みたいに自分の中に同居させる事が出来なくなった。
それらを嫌に感じる事も、あの子に言わせれば「好きな相手にだったら誰でも感じる普通の気持ち」
グダーっとなって色々考えているうちにあの子が頭に浮かんできた。白昼夢みたいな感じで。
「好きな人が出来たので、その人と付き合う事にしました」と言ってきた。
悪戯された少年だとしても、その子が男を求めるんなら俺に止める権利はないんだろうな、と思った。
俺が権利を持っているのは、悪戯された上での少年を、喜んだり受け入れたりする奴の1人にならない事だけだろう。
それから、俺はあの子に「もう2度と姿を見せないでくれ」みたいな事を言った。
そこで覚めた。
何だか寂しい感じもしたけど、あの子の事を考えると「どうにもならない」という気持ちが募るだけでプラスになる事なんて1つもない。
11月28日(日)
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