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リュカの日記
by リュカ
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■
その日、クラスのヤンキーの一匹が俺に「お前、あんま調子乗んなや」と脅しをかけてきた。うざい。
俺はFとその他クラスの連中と一緒に部活に入った。
持久走じゃ、2年や3年を抜いて俺が常に1位だった。
中学時代、きつい部活に耐えてきた成果だろうか。
それを見てFが「タバコは健康食、タバコは健康食」と連呼していた。
喫煙者の俺がいつも1位を取っていたからだ。
Fは誰彼かまわず喧嘩を売った。
隣の自動車科の連中や、3年のヤンキー達にも喧嘩を売った。
俺はよくそのとばっちりを受けていた。
ある時、Fが隣の自動車科に喧嘩を売った時、クラスからぞろぞろとヤンキーが出てきて十数人に囲まれた事もあった。
学校帰り、Fと一緒に遊んでいたら自動車科の連中に捕まって2人でトイレで正座をさせられた事もあった。
何故だか、その後自動車科の連中とは仲良くなった。
自宅から遠い高校だったので、途中で俺は通うのが苦痛になってきた。
家を出ても電車の中で眠っていたりで、殆ど学校にも行かなくなっていく。
部活の顧問から「○○(俺の名前)は退部届けを出しにくるように」とFづてに聞かされ、その通りにした。
夏休みになり、俺とFは金髪にした。
夏休みが明ける前、Fが俺にこういった。
「このまま一緒に金髪で登校しようやw」と。
俺はそれに乗る事にした。
夏休みが明け、俺は金髪で登校する。
他のクラスの奴から「いかついなw」と笑われた。
教室に行く。
しかし、Fが黒髪になっていた。この裏切り者が。
俺も念のため、頭を黒くする為のスプレー(洗えば落ちるやつ)を持参していたので、トイレでシューっと吹きかける。
しかし、上手く染まらず、黒と金のダンダラ模様みたいになってしまった。
担任が俺に言う。
「そんな阪神タイガースみたいな頭でよく学校着たな。お前もう帰れ」と。
言われた通り、俺は学校を後にし、家に帰る。
翌日も金髪のまま学校に向かう。
しかし、校門のところで担任教師に止められる。
「お前は絶対に学校に入れへんからな。帰れ」と。
またまた学校を追い返された。
そんな日が何日も続く。
「お前を二度と学校には入れへんからな」とまで言われてしまった。
そうか、こいつはもう何があっても俺を学校には通わせないつもりか。
そこから、俺はしばらく不登校になる。
金髪にも飽きてきたので、髪もまた黒く戻した。
親が学校に行け行けとうるさいので、久しぶりに俺はまた学校に向かう。
校門のところで担任教師が俺に言う。
「そうや、それでいいんや」
何、この変わり身の早さ。お前俺をずっと学校に入れないみたいに言ってたんちゃうんかい。
もう、俺は全てがバカらしくなり、その日以降一度も学校には行かなかった。
そのうちに出席日数が足りなくなり、俺は自主退学をした。
しばらくして、Gの家でFと会った時、Fが坊主になっていた。
俺が「どうしたん?」と聞くと、「学校でタバコが見つかってしまった」と言う。
特別指導か。
それからしばらくして、Fも学校を自主退学。
担任教師は、Fに転校先として単位制の高校を勧めてきたとか。
おいおい、俺の時にはそんなもん何も勧めてくれなかったじゃないか。
俺とFとじゃ偉い対応の違いだな。
Fは担任の勧めもあって「転校」という形となり、遅れる事なくそのまま高校1年生を続行。
しかし、俺にはそんな勧めはなかったので、俺はまた来年から別の学校で高校1年生をやり直す事となった。
糞担任め。
そんな感じで、俺の最初の高校生活は終わった。
その直後くらいに、自動車科の奴と普通科の奴との間で起こった暴力事件によって、その学校の事が新聞に載った。
数年後、その高校出身の奴とmixiで知り合い詳細を聞いたところによると、普通科の奴がポイ捨てをしたのを自動車科の奴が注意した。
そこを、普通科の奴らが10人くらいで金属バットを使って滅多打ちにしたとか。リンチに近い状態だったが、自動車科の奴も応戦したとか。
それが事件になって、そいつらは退学処分になったとか。
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06月23日(木)
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