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リュカの日記
by リュカ
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子供の頃、自分という意識がこの世に存在している事が怖くて怖くてしょうがなかった。
親も居る、家族も居る、でも自分がそこに居るという事がどうしても怖かった。
それは、俺の本能が「この世に意識が存在していなかった頃」を覚えていたからじゃないだろうか、と思う。

「意識」って本当に不思議。
魂だもんな。
そこに自分が居る、という事自体完全に超常現象だ。

俺がもし死んでしまったら、今までメッセの子やあの子と築き上げてきた縁や絆を全て失ってしまう事になる。
そう考えると、勿体無くて死ねないな。

そういえば、俺ってこっちの中学に転校してくるまで敬語って使った事がなかったんだよな。
先生相手にも先輩相手にもタメ口で。
周りもみんなそうだったから。
こっちの中学じゃ、みんなが先生に敬語を使っていて、俺もみっちり敬語を仕込まれて。
今じゃ、むしろタメ口が使えなくなってしまってる。
年下相手にも常に敬語。
「敬語を使っているのが一番楽」になってしまった。
どうやってタメ口を使えばいいのかも、もう分からなくなってしまった。
でも、敬語を使えるようになったのはよかったと思う。
とりあえず敬語を使っとけば無難に生きていけるしな。

今日も右の肺が痛む。
俺って肺がんで死ぬのかな。

ごくせんって何かワンパターンだな。
クラスの中に5人くらい主要人物がいて、そのうちの一人一人にスポットライトを当てていく。
その5人の話が終われば、クラス全体と仲良くなれて。
それで、何かある度生徒が誰かに集団リンチをくらって。
それをヤンクミがヤンクミ節を唱えながら助けてく。
その繰り返し。

肺が痛んだり、胃液が逆流してきたり。
俺ももう歳なのかな。
歳を取ると、それまで当たり前だった健康が当たり前じゃなくなってしまう。

胸が痛い。
肺に穴でも空きかけてるのかな・・・

左胸をドンドンと叩いても何もないけど、右胸をドンドンと叩くと喉に響いてくる。
何かの症状だったりするのかな。
何か、こんなのばっかだけど。

中3の時、隣町の中学に通っている奴と仲良くなった。
そいつはヤンキーだったけど、俺と同じで自分の通っている中学で同級生たちから嫌な目に遭わされ続けていたそうだ。
あまりの嫌がらせにノイローゼになってしまった事もあるとか。
だからなのか、なんだかそいつと意気投合して一緒に盗みを働いたりするようになっていった。
原付の盗み方や乗り方も教えてくれて。
当時の俺には、同じ中学の連中と遊んでるよりずっと楽しかった。
そいつは、俺の周りに居た下衆でヘタレなヤンキーモドキ共とも違う空気を持っていて。
でも、そこからだよな。
俺が警察に捕まるようになっていったのは。
お互いがお互いに悪影響を与え合っていたと思う。
俺はそいつの影響で原付を盗む事を覚え、そいつは俺の影響でナイフを持ち歩くようになって、タバコを覚え、髪も染め。
万引きだって、それまではお互いたま〜にするくらいだったのに、そいつと遊ぶようになってからは殆ど毎日一緒に何かを盗んでた。
それでしょっちゅう一緒に捕まって。
偶然にも、志望校も同じだった。
そいつの中学からはそいつ1人だけ、俺の中学からは俺1人だけがその高校を志望してて、しかもクラスも全く同じ。
示し合わせた訳でも何でもないのに。
何か運命みたいなものが働いてたのかな、と思う。
結果から言うと、そいつがこの前の日記で書いた「ヤクザと遊ぶようになった奴」だ。
その頃には既にお互い最初の高校を辞めていて、それぞれ別々の学校に通っていたし、そいつがヤクザと遊ぶようになってからは疎遠になって、それきり一度も会っていない。
もう12年くらい会ってない事になるんだな。
赤ちゃんが中学生になるくらいの年齢だ。
凄い期間。
そいつも今頃ヤクザになったりしてるかもしれない。
もしもそいつと俺が出会わなければ、お互いもっと違った人生を歩んでいたのかもしれないな。
ヤクザとヒキニートじゃ、歩んだ道も正反対だけど。
仲良くなったのは、中2の時に塾で一緒になったのがきっかけだった。

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06月11日(土)
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