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リュカの日記
by リュカ
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「おやすみぐらい言ってほしかったですよ。俺の異常のために俺がリュカさんにとやかく言う資格はないですけど今日は本当に悲惨だった。リュカさんが寝るなんてそんなの俺はわからないですよ。突然連絡が途絶えたら俺はすごい不安になります。そういう時に恐ろしい幻覚が襲ってきて。寝るにしても普通は寝付くまでに時間がかかるから突然連絡が途絶えるなんて事俺は考えられないんですから。まさか電源ごと切ってるなんてこっちも知らないんですもん。メールしてるのに寝るって挨拶もしないで意図的に電源切るなんてありえない。まじで悲惨な目にあった」
「俺は幻聴の言われようによっては現実感がなくなって飛び降りようとする事も改めてわかったしありえない事が起こるんだと信じ込んじゃってA君(メッセの子が同居してる男の子。メッセの子の恋人)まで襲っちゃう事も今日わかった。A君には本当に申し訳ないけど俺とA君はいっしょにいるわけにはいかない。明日病院に行きます。もう長期入院覚悟します」
「リュカさんが謝る事じゃないんですけど今朝リュカさんが俺の中に出てきて眠ってるA君を襲おうとしてました」
「本当に大変だった」など。
クリスマスパーティーのメインイベントであるビンゴ大会が始まった。
先着順に、26人までが好きな賞品を選べるのだ。
俺はビンゴになって、賞品をもらった。
うちの学校では(うちに限らないかもしれないが)、イベント時にはほぼ必ずと言って良いほどにビンゴ大会が行われる。
この大学生活5年間のうち、俺が学校のビンゴ大会で賞品を獲得出来たのは今日が初めてだ。
俺が賞品を選ぶ時、賞品は紙袋に入っていたので中身は分からなかったけど、選んだ後に紙袋を開けてみると、中にはクリスマスキャンドルと、サンタクロースの置物がはいっていた。
メッセの子から色々とメールで責められていたので、モヤモヤしていてあまり嬉しく感じる事は出来なかった。
クリスマスパーティーは、午後20時45分に終わってしまった。予定よりも15分早い。去年はクリスチャンの先生が色々クリスマスについて語って聞かせてくれたりしたのだが、今年は何だかあっさり終わってしまった気がする。
去年のパーティーでは、終了予定時刻より1時間以上延長されたりもしたのだ。
夕方に目が醒めて、授業を受けずにそのままパーティーに参加した事もあってか(また、途中参加だった事もあってか)、何が何だか分からないうちに終わってしまったように感じる。
またメッセの子からメールが着た。
「リュカさんがメールしてこない間俺の所に悪いリュカさんが出てきて悪戯するぞって脅されました。でもリュカさんの安否がわかればそいつはいなくなるんですよ。リュカさんは俺に『この子(A君)を○○(メッセの子の名前)が犯すか俺が犯すか二つに一つ』って脅されました。それなら俺がって寝てるA君をめちゃくちゃに襲いました」
学校からの帰り道を歩きながら、俺はメッセの子に返事を打った。
俺も少しイラっとしてしまって、「はい・・・。でも、生活してるんで俺にも最低限予定とかあるし、24時間体制で○○のために時間空けとくとか無理なんだよ。少しだけでもいいからこっちの生活とか予定とかも尊重してほしい」と返事を返した。
すると、「いつ寝ようが起きようがそれはリュカさんの勝手ですよ。それはわかってます。俺のためにリュカさんが縛られる必要なんてないし俺が言う資格もないっていう事も。だけど今朝は突然電源切ったじゃないですか。その否を俺は訴えてるんですよ。信じられない。こっちは死にかけたかもしれないんだ。リュカさんに言いたいことはいっぱいある。もう無理です。前から思ってましたよ。たとえリュカさんに好きな人が出来てもリュカさんは100%を尽くす事はできない人だって。どこかに甘えがあるんですよ。もう・・・」
そこからメッセの子からのメールは途絶えた。
俺は帰りに地元のスターバックスに寄ってコーヒーを注文した。
飲み終えてから、家に帰った。
帰ってからしばらくすると(最後のメールから2時間後くらい)、またメッセの子からメールが着た。
「色々気を使わせてすいませんでした。今日はたまたま俺の精神具合が悪かったんです」と謝ってくれたので、また普通に話せる事になった。
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12月19日(火)
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