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抱茎亭日乗
by エムサク
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■『シチズン・ドッグ』,藤の家,喫茶シネガー,『クライング・フィスト』,ダイヤモンド☆ユカイ ライブ,『LOVEDEATH』,『Bar/36.5℃』
あまりに久し振りの更新なのでご挨拶。
2週間ぶりに、1ヶ月以上前の日記を書きます。
かおるちゃん、遅くなってごめんよ♪
読んでくれる人がいるのか心配ですが、頑張ります。
以上挨拶終わり。
以下日記。
朝風呂。
『レースイの湯』は『ホテルシューパロ』にはなかった露天風呂、ミストサウナがある。
去年は表示がなかったと思うが、塩素消毒をしているし、循環もさせているので、なんとなく温泉としての有難みが薄れる。
まあ今回は『ユンニの湯』に入れたので、満足しているが。
朝食を同室のKさんと取る。真っ白なゲレンデを見ながらの朝食は気分がいい。
今回はスキーはしないつもりだが、見ていると滑りたくなる。
実はウエアだけは持って来ている。
午前中、高橋組の人たちによる、お手製『ポチの告白』上映告知ポスター貼りについて行く。
『ホテルシューパロ』近辺の商店の人たちは「毎年来てるもんねー」と言って温かく迎えてくれる。
「ファイナルファンタジー」の宣伝ポスターをどけて目立つ位置に貼らせてくれたり。
驚いたのは『北海信用金庫』がポスターの掲示を許可してくれたこと。
さすが今年創立80周年。立派な北海しんきんポスターの隣に警察犯罪映画『ポチの告白』の、警察手帳を模したポスターが並んでいる様は「ほほう、北海道」と連想させてくれる。
北海道警VS北海道新聞のタタカイは、『ポチの告白』で描かれた警察とメディアのもたれ合い構造に一石を投じたもので、北海道で『ポチの告白』が初お披露目となるのも「ほほう」だ。
高橋組の皆さんと別れて『ホテルシューパロ』で、私の映画祭1本目『シチズン・ドッグ』を見る。
タイのシュール・リアリスティック・ロマンティック・コメディ、とのこと。
南国の花々を思い起こさせる色使いがキレイで可愛らしい。
パンフレットを見て主人公の男の子の顔が、『ポチの告白』エロ巡査役の舩木壱輝さんに似ていると思った。
主演のマハーサムット・ブンヤラックさんが舞台挨拶に登場。
本業はミュージシャンらしい。
質問してみた。
年齢は?「26歳」。
主人公は指をトントンする癖がありますが、ご自身の癖は?「鼻をいじる」。
映画のキャラクターとご自身の性格は近いように見えますが?「とても似ている」。
「タイでは音楽で食べていくのは大変。誘いがあったから映画に出てみた。でもミュージシャンとしてやっていきたい」と正直なのも好感度高し。
お昼は、夕張名物と聞いていたが昨年食べられなかった『藤の家』のカレーうどん。
噂通り美味しかった。昔の映画の看板、サインがいっぱいあって楽しい。
次の映画まで時間を持て余して、市民会館3階の喫茶『シネガー』。
「シネガー」とはゆうばり映画祭のキャラクターのトラの名前だと思う。
シネマ+タイガー。多分。でもなんでトラ?
この喫茶店はおそらく夕張市民が運営している。
学園祭の教室でやる喫茶店のような雰囲気で、北海道や夕張が撮影に使われた映画の展示などがある。
新作だという夕張メロンケーキを食べてみる。美味しい。
17時から夕張市民会館大ホールに『クライング・フィスト』を見に行く。
私の席の後ろにフジテレビの笠井信アナウンサーがいた。
「とくダネ!」の笠井アナウンサーはCS放送フジテレビでエンタメ情報番組「男おばさん特盛」という番組をやっていて(見たことないが)、昨年も夕張で番組イベントをやっていた。
『ポチの告白』のチラシを渡して説明をするが、26日の上映前に東京に帰るとのこと。残念。
『クライング・フィスト』は新宿歌舞伎町にいた「殴られ屋」にヒントを得て作られた韓国のボクシング映画。
主演チェ・ミンシクもすごいが、対する若者で、監督の実弟リュ・スンボムがすさまじい。
私はスポーツ、格闘技にはあまり興味はないけどボクシング映画には好きなものが多い。
『クライング・フィスト』も名画だ。
先週見た湾岸戦争を描いた『ジャーヘッド』には臭いも埃っぽさも暑さもあまり感じなかった。
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02月24日(金)
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