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抱茎亭日乗
by エムサク
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■T大学山中湖セミナーハウス
大学ゼミの先輩Nさんが、神奈川県にあるT大学文学部アジア文明学科でゼミを持っており、ゼミ合宿に同行する。
12日の日記に書いたが、「学生に喝をいれて欲しい」とのこと。
人に喝を入れるからには遅刻などもってのほか。約束の13:00ギリギリに二子玉川駅に着く。
Nさんから「北口に集合」と聞いていたが、二子玉川駅に北口は見当たらず。
集合場所を間違えたかと思ったらNさん登場。
「いやー、皆時間どおりに集まるなんてすごいなあ」と感心している。
今回同じく「喝入れ係」に召集されたUさんとMさんに挨拶。
そこで二子玉川駅には北口はない、と知る。
「だってどこの駅にも北口ってありそうでしょう?」とNさん。なんて適当なんだ。
Nさんがお昼ご飯を買ったり、駐車場をぐるぐる、「間に合わないかもしれんなあ」。
Uさん、Mさんは「おいおい、頼むよー!」可笑しい。
最近取り替えたばかりというNさんの車のタイヤが妙な音を発したのは気になったが、
道は心配したほど混んでおらず、T大学着。
緑が多くて、広ーいキャンパス。土曜日だが結構人がいる。
Nさんの研究室で、学生がコーヒーを入れてくれる。
「ところでNさんは何を教えているんですか?」と今頃聞く私。
何のゼミなのかも知らないで来ているのだった。
昨日宮崎学さんにこの合宿の話をして、宮崎さんに聞かれて答えられなかった。
Nさんが文学部アジア文明学科のパンフレットを見せてくれる。楽しそうに出来ている。
T大学のバスで山中湖に大学が持つセミナーハウス。1時間あまりで到着。立派な施設だ。
T大学の授業料は私の出身大学の倍くらいらしい。
17:00過ぎからNさんの先輩で山梨県職員のTさんのお話。
山梨総合研究所に出向中に書いたレポートを中心に山梨県産ワインや印伝、織物などの地域産業再生のお話。興味深い。
夕食の時に「長野で康夫ちゃんがやろうとしていることに近いのでしょうか?」と聞いてみる。熱心に話して下さる。
Nさんが「Tさんは外見、語りともに地方公務員らしからぬ人」と言っていたが本当だ。
そして学生のプレゼンが始まる。それも「誰からやる?どうしようっか…」みたいな感じ。
今回は就職対策合宿で、一人持ち時間10分で「自分が大学入学後何をしてきたか」印象に残ったことをパワーポイントを用いて報告する、という課題。
東南アジア研究のゼミとあって、始めは「インドネシア取材旅行」、次は「サッカー」と続く。
Uさん、Mさんはプレゼンの仕方、話し方にもアドバイスをしている。厳しい指摘もする。私は簡単な質問とコメント程度。こんなのでいいのか?
学生からはあまり質問が出ない。仲間の報告なんだから、もっとあれこれ言って欲しい。
Nさんが何人かの学生のプレゼン資料を持って来ていなかったことが発覚。
ショックを受ける学生。「ごめんごめん」とNさん。
「そんなこともあるよ。まあ飲もう!」と私。
そして学生が作ったインドネシアの選挙レポート番組を見ながら、話しながら、3時過ぎまで飲んでいたらしい。
学生の報告で「インドネシアの選挙はバナナやパイナップルに穴をあける」と言うのを不思議に思ったが、識字率が低いために投票用紙の候補者を果物や野菜で表しているらしい。しかし、候補者より、好きなフルーツランキングになりそう。
私は質問されて以前働いていた会社について、など。
「真理さんの起こした会社って、どんなことやってるんですか」と聞かれると戸惑う。
セミナーハウスにはタオル・洗面道具などの備品はない。
私は寝間着を持ってこなかったので裸で寝るか、と思っていたが、酔払って服のまま寝てしまった。
06月28日(土)
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