ID:11544
抱茎亭日乗
by エムサク
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■『はるや』,『ロッテリア』,ステーキハウス,『らくらく亭』,名原さんメール
> 想像していた人格と違うので、これは俺側に別枠で真理チャンネル意識を設ければ何
> とか凌げる。これは俺の作業だ。
> だがこの拒否感は何故だろうか。
> 貴女のような性格の人物は俺の周りには一人も居ない。だから始めてで戸惑っている
> 面もある。現状の貴女は一言で、気持ちにゆとりが無いのだろう、と映る。
> 例えば貴女をおろし器のおろし金に例えてみよう。
> 見ているだけで接しなければどうって事ないが、直接触れるとザラザラチクチク痛テー
> し擦れば血も出る。必要な時だけ、間に対象物を入れて接する。そんなおろし金のよ
> うな人物に思える。
> 60歳近くまで生きて来た俺の人間分析からすると、貴女は弱者と被害者意識がベース
> と言うのか、善くも悪くも過去の体験で例えばPTSDのようなものが根底に在りそれで
> 出来上がった自分だけに通用する固定観念、それを一種の原理主義のようにかたくな
> に守り、それを個性と勘違いしそこから一歩も前へ出ない、そんな感じがする人物だ。
> この辺りは養老孟司の「バカの壁」を読むとヒントがある。
(略:本の説明)
> 俺はこの本は読んではいないが養老孟司氏の人格と哲学、脳や精神分析を理解してい
> るので言わんとする処がわかる。失敗や忘れたい過去はこのような仕組みとその理論
> を理解しなければを決して前へ進めないし克服することは出来ない。
> ただし自分を変えようとしなければこの本を読む必要はないが。
(略:人生を山登りに例えて)
> 心の仕組みも同じ事。先ず貴女が思考を変える(山に登る)。すると次が見える。
> 自然から学ぶとはそういう事だ。
> 先ず過去の固定観念を捨てる、そこが出発点だ、そしてそのあとはひたすら訓練訓練。
> 余談になるが10年以上前、英国政府から勲章を授与された親しい人物に、俺は「日本
> 人には珍しい欧米のエリートの精神構造を持った人間だね、まさに勝ち組だよ君は」、
> と言われた事がある。
> 社交辞令の褒め言葉だろうが俺の何をもってそうなのか未だに理解していない。
> だが少なくとも原理主義ではなく柔軟で前向きな思考の人間、そんな印象をとらえて
> くれたのだろうと思っている。
> 出版の件に戻る。
> 1.貴女は原理主義的で陰、俺は開放的で陽とする。
> 互いに相入れない処がある。それはそれで良い。
> 1.俺の文章は基本的に要旨さえ伝われば、多少曖昧で拙くても開放的で好感が持てれ
> ば良い。今の世の中、杓子定規より前向きに開放的に生きようと感じている人間が圧
> 倒的に多いのだから。
(略)
> そこらは、まあ気にするヤツもいないと思うが、あまりに
> も完璧で微細を求めるとその雰囲気が読者に伝わり嫌われるゾ!!。
> 1.それに対し貴女は俺とは対照的に自分の発言の部分で好き勝手に持論を述べ、また
> そこで俺に異論をとなえて思い通りの完璧な文章の形にすれば良い。
> ★注:だが、その持論や自分なりの価値観、固定観念の雰囲気がいつの時期からか俺
> が素直に感じ文章にした部分、分野に首を突っ込んで来た。それがよろしく無い、形
> としても悪い。自分の持ち場を越えて俺の領域に入って来る、相乗作用が働かなくな
> りそれで厭気がさしブレーキがかかってきた。
> 1.互いの違いを並べ立たせそして互いにその領域を侵犯しない、それを読者に感じさ
> せる。それも本を構成する大事な一部。あとは、客観的判断つまり読者に任せれば良
> い。
> 貴女の出版に対する気持ちはハナから理解しているし、君を世に出しその手助けをし
> てあげたいと言う動機も揺るがない。貴女が一時的にでも変わらなければこの事は前
> に進める気はない。厳しい決断になるが、よーく考えて返事をくれるように。
> お客さまであり他人(ひと)のお嬢様と言う立場で今まで礼儀正しく接してきた。
> 今は好々爺の俺だが、幼稚な娑婆感覚をもって俺と対等に話すにはまだ百年早い。
> この事で俺は、何も言わずに黙って去ってしまうのが一番楽で簡単なのだが、多少の
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09月23日(火)
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