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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■SAPIOの記事より
325 SAPIOの記事より(1) 2004/03/19 21:46
SAPIO 92.2.27 P66-68
新シリーズ21世紀への「幸福」を考える――われらにとって「宗教」とは何か
第4回 S教M光――超能力願望時代「手かざし」に80万信者は何を求めているのか
溝口 敦 (撮影/坂本孝一)
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「超能力」「霊感」「テレパシー」……非科学的な超常現象に対する興味が、技術の日進月歩を日常のなかで体験しているはずの若者の心をとらえているという。最近、街中や駅頭で若い人が誰となく声をかけ、相手の頭の上に手をあてている光景を見かけたことはないだろうか。「手かざし」といい、いくつかの教団が行っている、浄霊の手法である。終戦後に急成長した新興教団によって広まってきたものだ。
この背景にあるものは何なのか。岐阜高山の山中に巨大で華麗な総本山を建立したS教M光の活動から、現代若者の超能力願望に迫ってみた。
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■手かざしの奇跡とは
S教M光では、人の眉間の奥10cmほどのところに魂があるとする。それに向かって手かざしは行われる。
つまり施光者は相手(受光者)と向き合い、額から30cmほど離して片手をかざす。こうすると、アンテナを張ったように神の光が施光者の手にいったん集光され、それがレンズを通る光のように受光者の魂、松果体のあたりに集中して照射される。このM光により魂は浄められるというのだ。
しかもこの手かざしは朝10時〜夕6時ごろまで、3日間の初級研修会を受けるだけで10歳以上の誰にでも出来、かつ許される。3日目、3時ごろ講義は終わり、御み霊(おみたま)という円形のペンダントを首にかけるよう渡される。
御み霊はいわばBSアンテナである。これをかけることで神との間に「霊波線」がつながれ、神の光と力は飛躍的に受けやすくなる。教え主(岡D恵S師)によってだけ調整されるもので、組み手(陽光子)と呼ばれる信者は月々
「霊線保持お礼」を教団に納める。
最近、大きな駅の周りで「あなたの健康と幸せのために」と声をかけてくる若者たちの姿をよく見かける。立ち止まれば、頭をうつむかせて手かざしを行い、布教する仕掛けである。
手かざしを行う教団は数多い。とりわけO本教の「み手代」、世界Q世教の「浄霊」、世界M光文明教団(S教M光は初代没後、ここから分裂した)の「M光の業」など、O本−Q世教系から派生した教団では好んで行われている。
手かざしの威力は強烈とされる。
たとえば潟A○○コーヒー若B悟副社長(44歳)はここ9年来の信者だが、入信のきっかけは手かざしだった。
「得意先に組み手(信者)の方がおられて、肩の後ろから手かざししてもらった。そのとき手が離れてるんですけど、非常に重く感じて不思議だな、と思いましたね。だいたい中学生のときクリスチャンになり、大学では聖歌隊にいたような人間なんですけど、この体験で入信しました」
手かざしを受けた者は、ときに上半身を前後に揺すったり、ひっくり返ったり、蛇のように体をくねらせて床を這いずり回ったりするらしい(よって危険なため、S教M光は街頭では手かざしをしていないという)。
教団の教えによれば、憑依といって、人間や動物には、死んだ人間の魂や動物(蛇や狐、犬や猫など)の霊が取りついている。手かざしにより憑依霊が苦しくなって浮きだし(浮霊)、受光者の意思に関係なく体が憑依霊特有の動き方をする(霊動)。このとき施光者は霊動を見て人、動物、自然のうち、どの霊であるか見当をつけた上、質問する。と、憑依霊は受光者の口を借りて、どういう理由で、いつごろ憑いたかといったことを話したり書いたりするから、理由などが判明する(霊査)。
施光者は頃合いを見て「おしずまりー」と唱えながら、両手を受光者の頭上から肩の辺にかけて八の字状に振り下ろす。鎮魂のわざであり、これで手かざしは終わる。
326 SAPIOの記事より(2) 2004/03/19 21:48
この手かざしについて、教団の岩I浩次広報部長がいう。
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11月18日(木)
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