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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■キリストの墓の真実(6)-(10)
そして昭和4年、酒井は磯原の天津教を参詣し、そこで竹内巨麿と『竹内文献』とに出会う。酒井の著作によれば、シベリアから戻った後の彼はユダヤ問題に関心を寄せ、日本は猶太十二支族のヨセフ族(イスラエルの正系)の末裔であり、したがって日本にその証拠となる古代ユダヤの秘宝が伝わっているのだと確信していた。そのような酒井と『竹内文献』との出合いはまさに、運命的な瞬間であった。
酒井は天津教の宝物のなかに「モーセの十誡石」を発見する。酒井はその著『参千年間日本に秘蔵せられたる モーセの裏十誡』に記している――「然るに今茲に、最も巧妙に又忠実に日本の重大なる国宝を秘蔵した一家が在る。それは1800年前、棟梁の臣と崇められた大忠臣武内宿禰の後裔で……如何なる物品が埋蔵されたかは当分秘密を要するものがあるので今発表するわけには行かぬが、……万国五色人祖神の神体として祀られたものが此度発見されたモーセの裏十誡である」と。
神代文字を刻んだ三つの石は、モーゼの裏十誡・表十誡・真十誡であり、ウガヤ六十九代の時代に日本にやって来たモーゼが、天皇から授かった律法を石に刻み、ふたたぴ日本を訪れたときに天皇に献上したものだという。まったく凄まじいばかりのファナチィック・イマジネーションの爆発だ。
11月09日(火)
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