ID:104448
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■099 judge
、裁判所は、その判断を回避し、関口氏の請求を棄却(あるいは却下)すべきだったでしょう。
 私としては、現在のところ、一応このように考えておりますが、冒頭に申しましたように、その点に関する判決はまだ過渡期でありますし、
色々な考え方が成り立ちうると思います。御批判を期待して報告を終らして頂きます。


【写真4の文面】

本部局部課長
方面指導部長 殿
大中小道場長
           49.8.8 秘発1号伝達責任者
               秘書課長 冨 田 萬 美 (印)

     依 命 伝 達 書
初代教え主様御生前の遺言により下記の通り御神示を伝達します
< の み 霊 も ち て 娘 に 与 え よ S49.6.13御神示
恵珠様の御使命、及び御任務について
初代同様ヨニマス大天津神様の地上の代行者である。
よって主神へのお念じお願い
御神体並におみ霊のご調整
伊都能売様の霊線ツナギ其の他神事一切を取行う。
従って元み霊座を祭主し教団全般を総括し掌理する。
よって教団規則上の代表役員である。
二代様の御使命と任務について
二代様とは、世界本山建立と布教、宣伝拡大の陣頭指揮者であり、表面に立たれるミヤクである。
従って世界本山建立と教線拡大が主任務である。
教団の対外的 表面的分野を分担される
式典等は恵珠様が二代に代行を命ずる事によって
御親拝並に御教示も賜るものとする
詳しくは追示
不取敢御知らせ致します。


【解説】
 昭和59年11月17日に宗教法学会でおこなった講演を文章にまとめ、昭和61年に発行された。主に大学図書館に保管されている。
裁判では、4頁にわたる遺言の全文が開示された。そのうち、関口氏側にとって都合の悪くはない内容の部分が本論分で紹介されている。
ttp://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AN00107125
 恵珠氏側に有利な遺言の内容は、「大聖主」25-26頁と「最後の天の岩戸開き」115-125頁にでている。
『世界総本山 位山 高山』といった遺言の内容は関口氏側にわざと見せようとせず、東京高裁での本訴でやっと開示した。
 大野弁護士は、後に最高裁判事になった人物で、学問的にはしっかりした内容の報告である。ただ、これはあくまで自分が勝った裁判についての報告である。
ちょうど医学部教授が、臓器移植手術の成功例について発表しているようなものと同じ、と解釈するべきだろう。また、崇教の世界総本山完成の特別大祭期間中に発表されたのも、意味ありげだ。
 光記念館も怪しげな勲章の展示などやめて、光玉氏の遺言を展示すべきだろう。こちらの方がよっぽど学問的価値があるといえる。
 最後に、これらの文献の実物をご覧になりたい方のために、お教えしよう。
国立国会図書館所蔵文献のコピーがインターネットで請求し、郵便で送ってもらえるようになった(事前に利用登録が必要である。www.ndl.go.jp)。
特に大野和男氏の論文は、関口氏が受けたおみ霊や、光玉師の自筆遺言メモの写真が掲載されており、ぜひ実物をごらんになってほしい。


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05月24日(月)
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