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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■SAPIOの記事より
 またアメリカなどでは、手からサイキックエネルギーやらオーラが出る、それを写せるキルリアンカメラとかいうのもあって、実際に売られています。これは1939年ロシア人のキルリアンにより考案されたもので、写すものに電場をかけておき、それを乾板の上に載せる。と、写すものが手なら手で、そこからまるで光が発しているように写るんですね。手ばかりでなく、コインとか石とか無生物から発しているのも撮れる。
 スタンフォード大学などの研究調査では、この光状の正体は水分である、湿り気検出法としては最適の機材だと冷やかしていますよ」
 洋の東西を問わず昔から手かざしは行われてきた。その効果のほどはきわめて不確かである。だが、仮に効果があったとして、誰にでも出来るものなら、ことごとしく宗教である必要はなさそうに思える。それこそ「新しいカ」として科学の対象になるものでないのか。
 だが、現実は逆に働いている。S教M光ではこの手かざしをきっかけに入信する者が引きもきらない。
「どこか体が悪い、手かざしで治してほしいと親や信者に連れて来られる人。それと悩みもない、お金もない、だけど人さまを救いたいという人、そういう方が多いですね」(前出、岩I部長)
 教団の信者は公称80万人、うち海外が10万人という。岐阜県高山の壮麗な<世界総本山>を中心に、国内は東京、大阪などに9指導部、各都道府県に主幹道場を置き、大・中・小・準の各道場、その下にお浄めどころ、連絡所とネットワークしている。
 海外はパリなどに6指導部を置き、70か国、80民族に広がっているという。
 不思議に直面して、不思議に埋没していく人たちは多いのである。
 だが、手かざしというで触発された信仰心にしろ、多くの信者たちは真面目な意見の持ち主であり、それぞれに堅実な生活を送っているようである。
 たとえば入信歴16年、ソフトウェア会社の海外事業部長・畠○清さんに、入信の前と後とでは、生き方や物の見方が変わったかと聞くと、こう答える。
「仕事柄、海外出張が多いんです。イスラム、東南アジアを中心に20か国以上回りましたが、入信してから、人類とか地球とか強く意識するようになりました。人間は肌の色や言葉が違っても、すべて同じだなという思いがして、よりオープンに人と話せるようになりましたし、日本人が持っている感情を表す言葉は、どこの国の人でも全部持っている、そんなことも気づかされましたね」
 信仰が生き方や物の見方を方向づけていく。それが蛇の霊やらご先祖の霊障やら、動物愛護の精神にももとる要因に発しているにせよ、人は何事かを思い込まないと生きられないのかも知れない。
写真: この総本山から組み手(信者)は人類救済のためM光の業(手かざし)を全世界に発信する。
【解説】安斎育郎氏は心霊関係の著書が何冊かある。
 『霊はあるか―科学の視点から』講談社ブルーバックス
 『科学と非科学の間』ちくま文庫、など



(※日記作者 誤字修正)

11月18日(木)
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