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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■信仰と医療
一方、『タイム』の1996年6月24日号にも、「あなたの信仰はあなたを全人的にするか」というタイトルの記事を六頁にわたってとり上げている。そして、信仰の力が癒しを行う秘蹟を、正統派の医師も再検討すべきムードが医学界の中でも起こっている事実を紹介している。つまり、祈祷や信仰、または霊性が、実際に人間の健康を保つ力があるという事実を受け入れなければならないとして、宗教心のある人のグループが、そうでない人のグループよりも、よい健康状態にあるという事例を報告している。
ダートマス・ヒッチコック・メディカルセンターでの1995年度での報告では、232例の心臓手術のうち、手術成功率は、宗教的な力で安心感と力を得ているものが一番多く、死亡率は、信仰のない群に比べ信仰のある群のほうが、三分の一以下だったことが報告されている。
血圧についての研究では、教会に忠実に出席している信者群は、教会に行かない群よりも、平均して5mmHgだけ低いという。またうつ病の発症についても、教会に行く群は低いという報告もなされている。
ハーバード大学のハーバード・ベンソン博士のベストセラー書「リラクセーション反応」によると、黙想することにより、心拍、呼吸数、脳波などは鎮まり、筋肉は弛緩し、アドレナリンやその他のストレスを起こすホルモンの分泌が減少するとある。
ニューヨークのロチェスター大学の神経生物学のD・フェルテン教授は、瞑想や心の平静をもたらすことはホルモンの働きにも、また免疫系にも影響を及ぼすと述べている。リラクセーションと宗教的経験は、脳の中で同じ中枢に働くとも考えられている。
リラクセーションにより不眠症患者の75%は睡眠がとれるようになり、不妊症の35%の婦人が妊娠し、慢性の痛みをもつ患者の34%は鎮痛薬の服用量が減じたともある。
さらに1996年のアメリカの国立加齢研究所の報告では、北カロライナ在住の宗教行事に参加するグループは、うつ病になる率が少なく、より健康状態にあるという。また股関節骨折の女性患者30名について調べたところ、神が癒しと慰めの源であると信じるグループでは、退院時の歩行距離が長く、またうつ状態になるものが少なかったという。信仰をもつ人のほうが、そうでないグループよりもアルコール、タバコ、麻薬その他のよくないものをとる習慣が少ないことも健康状態を保つ因子として、同時に貢献しているものと考えられる。
表1 あなたは信じますか
(1) 個人的な祈りの中で癒しの力を信じますか
82% 13%
(2) 他の誰かのために祈ることが、その人の病気の回復に役立ったと思いますか
73% 21%
(3) 重症の病をもつ人の治癒に神の存在をしばしば感じますか
77% 18%
(4) 信仰をもった癒し手(医者、宗教家等)には彼らの信仰を通して、または個人的なタッチによって人々を癒す力があると思いますか。
28% 63%
(5) もし患者が臨むなら、医師たちも患者たちの祈りの座に連なるべきだと思いますか
64% 27%
また、『タイム』の行った一般人1004名からの電話による調査では、信仰の力に関して上記の表のような結果が得られたと報告している。
このような記事をアメリカの教養人を対象とした一般誌がとり上げていることにもっと目を開き、在来の西洋医学一点ばりの硬い考えはここで打破され、信憑性の高い事実は勇気をもってとり上げるべく反省すべきであると思う。
319 信仰と医療(3) 2004/02/29 13:28
なお、『タイム』誌には、エイズ患者の闘病中にみられる霊性の働きについての記事も紹介されている。
その中には、ニューメキシコ州のイーサ・ソラッコ (Eethe Soracco)でローソクを灯し、香を焚き、バラの花で飾った祭壇に、1995年10月から10週間、毎日エイズ患者が祈祷を捧げる集団と、そのような行事を行わない各20名のエイズ患者の集団の比較研究が、サンフランシスコのカリフォルニア太平洋メディカル・センターのE・タッガ精神科医によって行われたという。その結果は、信仰者の群れに有効性が見られたので、将来1000名のエイズ患者に拡大しての研究が準備されている由である。
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11月20日(土)
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