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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■086 gn
さて宗教法学会報第5号(1986.11)では、このご神示を甲子氏が「私が2代の証拠はこれよ、ヨのみ霊もちて娘に与えよ、とあるのが父の遺品を熱海で整理してたら見つかったの」
と出された秘文、ご神示。
大野正男弁護士の解説によれば、先ず次の点が押さえられています。
「本件では、最初に『秘文』があったわけではない。幹部通夜での発表があります。(補足:2代は関口さんにお願いしなさいと先代はいったと甲子は幹部達に伝えた)武道館での葬儀の際の発表があります。(補足:葬儀列席の大勢の組み手に松平事務長から、2代は関口さんと先代はいっていたと甲子様が聞いたことを、ここでもそのまま皆さんにお伝えします。とのスピーチ)これらは、裁判所はもとより通常の世俗人によっても容易にその存在と意義を理解できることです。」
「ところが、甲子側は、それと正反対の意味内容を有するものとして、 『ご神示』なるものを法廷にもち出した。」
*このように本当の経緯が説明されています。
また大野氏は次のような指摘もされています。これは教団財産名義変更図をひとめ見ればもっとも腑に落ちる指摘であります。
「しかし宗教団体に関する紛争といってもその実質は、多分に跡目争い、財産争いという世俗的紛争を伴っていることが多いのですから、できるだけ教義解釈の内容に入らずに、世俗的に充分理解しうる諸事実を判断することによって、紛争に対する実値判断をすべきではないかと思います。」
*また次のような厳しい指摘も。
「この事件(世界真光文明教団代表役員地位保全事件)でも感ぜられましたように、故意に教義的粉飾をこらすということもありうると思われるからです。」
*これは重要なポイントで、「ご神示」さえも手玉にとる一種の野蛮さを甲子以下幹部たちに感じてしまうのです。「光玉という死人に口なし」という所業にも見える。だったら霊なんか説くなと。
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04月18日(日)
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