ID:104448
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■004 intro2
それを考えると,この「書き換え」はまったくもって実に巧妙であると思います。「組み手(信者)の努力により、終末が回避された...」と言えば言えなくもなかったでしょう。 しかし、それを言ってしまったら今後も信者を恐怖や不安で教団に縛り付けることができなくなってしまいます。 「終末とは、実は人類文明の行き詰まりである...人類が改心しなければ、終末はやがて訪れる...」と言い換えることによって、これからも継続して神の罰、霊障の恐怖、あるいは将来に対する不安で信者を縛りつづけることができるのです。「人類のバロメーター」の役割をもつと教えられている組み手さんたちが、そういう恐怖や不安に怯え、信仰を維持し、今までどおりの金銭の寄付や教線の拡大に奔走することを狙っての「書き換え」ではないか、私にはそう思えてなりません。

掲示板でのやりとりを見ていると、このようなあからさまな書き換えを目の当たりにしてさえ、熱心に信じている現役信者さんは疑問を持とうとせず、無理な理屈で納得したり、何か自分には計り知れない仕組みがあるのだろうと思って納得してしまう傾向が見られます。長年信じてきたものを否定する難しさは、本当に並大抵ではありません。

どのように説明しても真光をやめない信者さんはいるだろうと思います。そういう人たちに対しては、自分自身が気づきはじめるまで、せめて反社会的行動を起こさないように周囲が厳しく監視していくだけが精一杯かもしれません。

それよりも大事なことは、これから真光に勧誘されるであろう人々にいち早く真光の虚構を伝え、長年信じて引き返せなくなる前に真光から引き離すことだと思います。特に、純粋な未成年への勧誘は出来得る限り阻止したほうがいいのではないでしょうか。高校生を主に勧誘のターゲットにして成果をあげ、社会問題化している仏教系の教団もあるのです。

そのためにも、真光の矛盾、虚構を知らせるための情報ができるだけ多く必要です。カルト教団の拡大を防ぐためには、その教団に関する隠された真の情報、ひどい実態に関する情報、さらにはマインドコントロールの手法についての知識を広める以外に手段はありません。そういう情報を整理保存し、多くの人に伝え,また次の世代へと受け継いでいく必要があります。

その必要性を象徴的に表す言葉として,次のような言葉があります。ここのHPの元になっているMahikari Exposedサイトに掲げられている言葉です。

Knowledge releases the Human Spirit.
(知識は人間精神の解放をもたらす。)

この言葉は極めて重要な意味を持っていると思います。そこで、より多くの人に理解してもらうべく私なりに説明を加えたいと思います。

私たちの心の底(精神)には常に不安があります。将来に対する漠然とした不安、自分や愛する人の死に対する不安、得体の知れない悪霊や神罰というものに対する不安、などなど、数え上げればきりがありません。これらの不安は誰もが持っています。

また、人は死んだらどうなるのか、どこへ行くのか、自分は何のために生きているのか、この世に終わりはあるのか、自分はどうして不幸になったのかなど、様々な不安や疑問を持っています。私たち人間は、そういうものの意味を問い,わからないことについて答えを求めてやまない存在なのです。

そのため、はっきりと与えられる答えに出会うと、それを信じて自分で考えることをやめてしまう傾向があります。自分で考えて苦しむよりも、何も考えないで信じたほうが楽だからです。

実はそこに落とし穴があるのです。世の中には、マインドコントロールを駆使して信者を取り込もうとするカルト教団がたくさん存在します。もちろん害の無い宗教教団もあるかもしれませんが、ご存知のように問題を起こす教団はたくさん存在します。「ここの教えこそが真実である。ここの神様こそが正しい神様である。ここの教団に所属することこそが、真の救われである。」と、多くの教団が言い寄ってきます。素直に信じるほうがよっぽど楽ですが,騙されて自分の貴重な時間やお金を奪われないためには、私たちはそれらを厳しく見極める目をもたなくてはならないのです。


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01月28日(火)
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