ID:104303
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
[397012hit]
■在ペルー日本大使公邸占拠事件
したようだ。流れ弾か、テロリストの銃撃によるものか不明なのだが、弾が足に
命中してしまい、出血多量で亡くなったとのことだ。手当てが早ければ助かっていた
かもしれない。
(コメント)
匿名で議員の手かざしが載っている。青木氏の書き方は、同氏が手かざしを受けて
いるように感じられない。これは後述の本「人質 ペルー日本大使公邸の126日」で
はっきりする。ジュスティ判事が亡くなられた状況について触れられていたのでそれも
抜粋した。
(ジュスティ判事の悲運については NHKスペシャル「ペルー人質事件」プロジェクト
『突入 ペルー人質事件の127日間』日本放送出版協会 1998年3月 ISBN 4-14-080365-7
P21-23、P233 が詳しい)
81 名前:在ペルー日本大使公邸人質事件7 投稿日: 2007/12/07(金) 11:39:54
b.人質 ペルー日本大使公邸の126日
青木盛久 Interviewer 岡崎久彦 クレスト社 1997年10月 ISBN4-87712-059-9
P88
十時になりますと、私は大使館員の部屋に必ず行きました。私の次席の木本博之
公使とチェスをするのです。その横では、E・P議員が先生になって、スペイン語
教室を開いていました。初級コースは、若手の大使館員が、私の妻が積ん読≠オ
ていたリンガホンのテキストを使ってスペイン語会話を習っていました。
P議員は、実は日本のある新宗教の信者でして、よく人質たちにお祓いをしてい
ました。私は最後まで辞退したのですが、ペルー人の間ではたいへん評判がよく、
外務大臣も一度やってもらっていました。たいへん心休まるそうです。
P議員は他の日本の民間企業の方にも、スペイン語を教えていました。差入れの
書籍の中に「リーダーズ・ダイジェスト」のスペイン語版がありまして、これを使っ
て読解をしていました。一日、三○分ぐらいやっていました。こちらは中級講座です。
(コメント)
文藝春秋の手かざしが御祓いに変わっている。こちらはE・P議員の実名入りである。
「私は最後まで辞退した」という青木氏が生還しているのだから、崇教真光の主張、
手かざしを受けなかった人質はたった一人で、その人だけが亡くなった、というのは
嘘である。
82 名前:在ペルー日本大使公邸人質事件8 投稿日: 2007/12/07(金) 11:47:16
c. 人質127日 ペルー日本大使公邸占拠事件 齋藤慶一 文藝春秋
ISBN4-16-354270-1 (ISBN-13: 978-4163542706) 1998年7月
(コメント)
都合3回P議員の名が出てくるが同議員の信仰している宗教や手かざしには触れていない。
P議員に関する記述は、健康管理で血圧の測定が行われ当初は同議員が希望する人質の
血圧を測定したこと(P107)と語学講座の中級スペイン語の講師だったこと(P161)、講演会の
提案をしたこと(P162)である。齋藤氏が手かざしについて書いていないからといって同氏の
受光を否定できるわけではないが、載っていないということは指摘しておく。
d.ペルーからの便り 青木盛久 学生社 ISBN4-311-60134-4 1997年7月25日初版発行
第2部 リマ便り特別便 大使公邸人質事件
(コメント)手かざしの話題は無い。
4.まとめ
長々と書いたが短くまとめるとこうなる。在ペルー日本大使公邸人質事件において、真光は
人質の中に組み手がいて一人を除いて全員の手かざしをしたが、受光しなかった一人だけが
(武力突入で)亡くなったと主張している。しかし、組み手とは別の生還した人質がインタビュー
本の中で自分は最後まで手かざしを受けることを辞退したといっているので、それは嘘である。
参考文献
教団の御守護体験掲載号 崇教真光 424号(1998年1月号) P75とP76-79
教団外の人質の体験談 幽囚日記 文藝春秋1997年7月号 P120-141
人質 ペルー日本大使公邸の126日 ISBN4-87712-059-9 P88
人質127日 ペルー日本大使公邸占拠事件ISBN4-16-354270-1 ISBN-13: 978-4163542706
ペルーからの便り 学生社 ISBN4-311-60134-4
NHKスペシャル「ペルー人質事件」プロジェクト 『突入 ペルー人質事件の127日間』日本放送
[5]続きを読む
08月23日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る