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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■自作語りその4
【ファンタジースキーさんに100のお題】
短編を書きたくなったのがきっかけで挑戦を始めました。当時の日記はこちら。
当時流行っていたお題もの、しかもファンタジーなお題。眺めているだけでワクワクするようなタイトルばかりです。
勢い余ってmixiにコミュニティまで作ってしまいましたよ。
それにしても11年もかけてまだ43編とは少々情けないなぁ。
今年中にあと2つくらいは書きたいところです。
和風冒険活劇『ありあけ幻奇譚』が生まれたのもお題短編の中からですね。
浜月の作品の中でありあけが一番エネルギッシュで好きだと言ってくれる方もいるんですよ。ありがたや。
普段西欧風の世界観ばかり書いているので丁度いい気分転換にもなります。
(『ありあけ幻奇譚』については後日また述べます)
100題にかこつけて、長編小説の小ネタとかワンシーンだけとか、そういった切れ端エピソードを書けるのが嬉しいですね。
WILLだったらNo.001『砂の城』、006『喧嘩』、020『冥王』あたり。
本編にはなかなか入れられないけど、かといって外伝として別枠にするほど大げさなものでもないし。
002『囚われた娘』や040『月の慰め』みたいなモノローグ系も同様。
「このお題にはあのネタがいいけど本編が進んでいないと書けない!」という時もたまにありますが(笑)
気に入っているのはどれですか、と訊かれたことがあります。
うーん、今だったら、そうだなぁ……。
とりあえず最新話043『妾腹の王族』。内容的にはWILL外伝ですね。
真正面からお題にマッチする中身となっているし、本編ではさほど詳しく書けそうもないエピソードを盛り込めたので、達成感がありました。
あとは028『闇払う陽の標』。短いけれど自分なりにオリジナリティを出したつもりです。
こういう歴史上の人物をモチーフにしたのって二次創作を除くと初めてかも。
『闇祓う陽の標』だったらもっと違った内容にしたでしょうね。
024『あなたに会いたい』や027『昏き理』も自分なりにお題を消化できた気がしています。
そうだ、007『森の木霊』、これは私の創作歴の一番古いほうに属する長編小説『巫女と鬼神』から引っ張ってきた一場面です。
『巫女と鬼神』の概要についてはこちらの設問06あたり参照。主人公は高校生男女2人組です。
この長編は今となってはもう日の目を見ることもないと思うので、ちょうどいいお題があったらまた書くかもしれません。
今後はなるべく幻奇譚で進めていく方針。
09月22日(月)
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