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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■眠気と鳥と篤姫
昨日は2次会が終わってうちに帰ったのですが、「いま3次会やってるから来なさい」という室長の申しつけで、結局帰宅は午前様。
というわけで今日は充血した目・胃もたれ・疲労感という具合です(苦笑)
そして今は猛烈な睡魔が……!
職場のベランダに鳥が迷い込んできました。
大人の胸ほどまでの高さのガラス柵と、部屋の大きな窓ガラスとの間を右往左往、ぶつかって羽ばたいて大暴れしていたのです。
柵の上のほうに行けば空に戻れるのが分からなかったらしくて。鳥にしてみれば「なにココ見えない壁がある!?」って感じだったんでしょうね。
可哀想なので、鳥をわしづかみにして柵の上で放してやろうとしたら、思いっきり噛みつかれましたー!!
くちばしの力が思いのほか強くてびっくり。指先に小さな穴が開きましたよ。痛い。
でも鳥は無事に飛び立っていきました。よかった。やれやれ。
宮尾 登美子『天璋院篤姫』講談社文庫
上下巻。ただいま下巻の半分くらいまで読了。
アクの少ない文章でどんどん読み進められます。
欲を言えば、巻頭に系譜をつけてほしかったかな。
時代は江戸末期。13代将軍家定に嫁ぎ、御台所(正室)となった薩摩藩主の養女・篤姫を主軸に据えた、激動の物語。
大奥です。幕府と朝廷の二重政権、攘夷、後継問題、和宮降嫁。
もうね、なんというか、燃えます。皆さんもぜひ読んでください。
歴代将軍の正室って、ほとんどが皇族や公家(つまり京都)の娘なんですね。武家、しかも外様大名の雄藩から嫁いだ篤姫がぶちあたる難局ときたら……!
時代の変わり目には英傑が多数輩出されるとよく言いますが、それは男性に限ったことではないのだろうなぁと思いました。
来年の大河ドラマが楽しみです。やっぱり大河は原作を読破してからドラマを見るに限るな。
10月12日(金)
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