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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■遙か3プレイレポNo.8:戦いの運命へ
「私は自分の意志でここにいる。少なくともお前は『巻き込んだ』と気に病む必要はない」

先生の力強い言葉を受けて、このまま進んでいく決意を改めて固める望美ちゃんでした。
これで絆の関突破です。
おお、このスチルは身長差が良い感じですね〜。少女漫画チックで大変満足です。
しかもよく見ると先生の手が望美ちゃんの背中に回っているではありませんかっ!
先生……寡黙かと思いきや、押さえどころでは意外に雄弁です。さすが最年長。


山ノ口の平家の陣近くまで来た望美一行。
辺りは静かで、虫の音さえも聞こえてきます。五行の乱れもなく平和な夜そのもの。
だからこそ、おかしい。平家は怨霊を使うのに。
危惧を抱いた弁慶さんの意見に従って、望美たちは用心しながら進んでいきました。

辿り着いた山ノ口。
そこで待っていたのは夜陰を埋め尽くす平家の兵……ではなく、がらんとした空っぽの陣でした。
ここに陣営を構えているはずだったのに、見事なまでにもぬけの殻です。

空城の計、ってやつですか!?

唖然とする望美でしたが、そこへ傷を負った急使が駆けつけてきて我に返ります。
「三草川に巨大な怨霊が現れました、至急お戻りを!」
どうやら敵は最初から後続部隊を狙っていたらしいのです。
還内府の計略にはまってしまったということでしょうか。
選択肢。

「行こう、九郎さん!」
「こんな…ひどい…」
「還内府は、これを狙っていたんだ!」

上から順に九郎さん、譲君、弁慶さんとの絆がupするので、
えこひいきして九郎さんに声をかけました(笑)

急いで取って返し、三草川へ。
河川敷には、強大な怨霊の出現に混乱を極める源氏の兵団の姿がありました。
選択肢。

「怨霊を封印しよう! みんな下がってて!」
「大丈夫だよ、みんな、ここは私たちに任せて!」
「勝てるんだろうか、私たち……」

勇ましく1番目を選び、水虎という怨霊と戦闘開始です!
相手の気力ゲージの長さにビビリつつも、
苦手属性の術を選んで使っていたら苦戦することなしに勝てました。
怨霊はうめき声を残してその場から逃げ去ります。
追撃したいところですが、軍勢に大きな被害が出ており、
なおかつ平家もすでに退いたとあっては、兵をまとめて撤収するが上策。
この戦は終わりです。選択肢。

「怨霊は、まだいるみたいですけど」
「私たち、また負けてしまうんでしょうか」
「なんだか…すごく疲れた…」

3番目を選ぶと譲君が親身になって世話を焼いてくれそうだなー、
うっかりすると「俺がおぶって行きます!」とか言い出しそうだなァと思いつつ、
1番目を選びました(笑)
疲労感を抱えつつ、丹波道から京へ帰還です。



>>>次回へ続く



以下、蛇足。
ゲーム中に出てくる『八卦』というものについて全然知らなかったので、
少しだけ調べてみました。
きちんと把握しようとすると一大学問になってしまうジャンルなので、
ほんの基本的なことだけですけれども。


・八卦とは、古代中国の帝王・伏羲が考案したと伝えられる易の中で、自然界の現象を8つの象(基本図像)に分類したもの。
・8つの象とは、乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤。
・易経や陰陽思想の用語の一つ。「はっか」とも読み、同義語に「小成卦」がある。
・より実践的な易占では専ら、周の文王の作とされる八卦にさらに八つの卦を組み合わせた六十四卦を用いる。
・諺の「当たるも八卦、当たらぬも八卦」というように、占いの代名詞としても用いられる。



■乾(けん)……有川譲
(天)
陽性・支配するものなどを表す。
人間では父親・君主・英雄など。
動物/馬・竜・虎
身体/首・頭・骨


■兌(だ)……梶原景時
(沢)
さえずるもの・せせらぐものなど。
生き物では少女や小鳥などにあたる。
動物/羊・豹・猫
身体/口・肺・歯


■離(り)……ヒノエ
(火)
鮮やかなもの・美しいものなど。
人間では美人・芸術家など。

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02月24日(日)
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